長崎二日目 〜共楽園うまし!

2006年10月30日(月) 7:23:26

食べ過ぎを心配してくれる人に怒られたので、多少ぼかして書きます(笑)。昨日の分もちょっとぼかします。これ以上怒られたくないので…。すでに読者のお医者さんにすごく怒られた…(泣)。ええと、旅先だと胃の許容量より好奇心量の方が勝ってしまうので少し食べ過ぎてしまいます。どうかお見逃しを。

昨日の白眉は「共楽園」と「康楽」かな。
どちらもちゃんぽん・皿うどん屋さん(正確に言うと「康楽」は本格中華)。

特に「共楽園」はうまかった。いまのところボクの中でNo.1ちゃんぽん・皿うどん。
味付太麺を使った「そぼろ皿うどん」を食べたのだけど、これが、う、うまひ。絶品。なんだこの麺。香ばしくてなめらかで深い味。奥にオイスター風味(かな)がある。うまいなぁ。餡かけでないのもいいし、量が他店に比べて少なめなのもいろいろ食べたい旅行者には良い。
あまりのうまさにちゃんぽんも食べた。こ、これまたうまひ。スープがあっさり薄味なのに深いコクがあり、飽きずにいくらでも飲める感じ。あぁこういう洗練がちゃんぽんにもあるんだなぁ…。目鱗。

長崎 第一日目

2006年10月29日(日) 15:20:30

昨日は朝いちのヒコーキに乗って快晴の長崎へ。
わりと胃の調子が良かったので、調子のいいうちに食べまくってしまおうとさっそくGO。
11時から食べ始め。朝メシかわりにある店で食べたあと、時間を置かずに鮨。以前からどうしても行きたかった鮨屋で、感じはとっても良かったが、握りの方向性がボクと合わなかったのでさっと食べてある店にハシゴ。ずいぶん腹一杯になりつつ、まぁもう1軒くらいなら行けるかな、と「喜楽園」へ。たぶん15年以上ぶり。

「時間かかるけどいいかなー」「はぁ、ええと、どれくらい?」「30分かそれ以上。ちょっとわかんない」「えーと…、待ちます」「ごくろうさま」と、なぜか店員にねぎらわれつつ待つ。どうやらある程度オーダーがまとまったところで作るようである。30分以上待ってやっと来た。時間が経ったおかげで満腹中枢はすでにフルゲージだったのだが、ここのちゃんぽん、やっぱうまい。おだやかで優しいスープがちょっと黒ずんだ麺によく合い、腹一杯だったにも関わらず、スープまで全部飲み干してしまう。あぁうまい。なるほど本場はこういう味だった。思い出した。

食べ終えてさっさと用事をすます。夕方になったのでタクシーに乗って茂木の「二見」へ。
ここも15年以上ぶりの再訪。半島の裏側の海に面したところにある立派な料亭。なのにコースは7000円からでとてもリーズナブル。そのうえ天然の魚がコレデモカというくらい出る。海から新鮮な水を引いた50mくらいある生け簀を持っていて(頼めば見学させてくれる)、近海で捕った巨大な鯛とかがいっぱい泳いでいる。生け簀の魚は活け締めより劣るしエサの関係でまずくなっていることもあるとはいえ、この料亭は「新鮮すぎる天然の魚を、立派な料亭で思う存分!」って感じで記号的に楽しめる名店だ。

二泊三日うまうま旅

2006年10月28日(土) 5:21:02

拙著「沖縄上手な旅ごはん」の中では特に「那覇二泊三日 究極の旅ごはん」というコーナーが好評であった。二泊三日で那覇に行くならどこで何を食べればいいか、を独断と偏見で構成したものである。ま、実用的なので沖縄旅行をする際のお役に立てた、ということだろう。

で、「クレア・トラベラー」(隔月刊)という雑誌からオファーがあり、今度そのコーナーの延長線上的に「二泊三日うまうま旅」シリーズを連載することになった(たぶん短期)。二泊三日というと「昼夜朝昼夜朝昼」の7チャンス。その7チャンスをどこで何を食べたらおいしい旅になるか、を、実際にボクが食べに行った中から数店、独断と偏見で決めちゃうものである。まぁエイヤで決めるのでなんの保証にもならないけど、その街に初めて行く旅行者にある程度参考になればいいな、という感じ。こういう企画、どうっすかねぇ?

連載が決まってから考え込んだ。さーて、どの街を書こうか。
すぐにでも書けそうなのは那覇、八重山、NY、ソウル、そして東京(実際に第1回目は那覇にした)。大阪や香川はデータが古いので少し食べに行かないと無理かな。札幌はこの前のでずいぶん知ったけどまだまだ奥が深いのでもう一回くらい食べに行かないとダメかも。名古屋とか広島とか軽井沢とかも書いてみたいな。京都や福岡は奥が深すぎるわりに経験不足すぎて無理っぽ。秋田や山形や新潟や富山も開拓してみたいな。高知とか鹿児島とか伊勢志摩とかはどうなんだろう。とかとか、いろいろ考えているのである。

食えるうちは食っておきなはれ

2006年10月27日(金) 6:12:29

昨晩は札幌はすごい騒ぎだったでしょうね。すすきのとか。こないだ行ったばかりなのでなんだかうれしい。日ハム優勝おめでとさんです。

ところで、ちょっとショッキングなメールが飛び込んだ。
古い友人がジンマシンに苦しんでいたのだが、それが食物アレルギーへと変化し、9月から突然エビ・カニ・ピーナッツがダメになったというのだ。それどころか血液検査では問題の無かった蕎麦で一種のアナフィラキシーを起こし、「次食べたら死ぬよ」と医者に言われてしまったという。

エビ類、カニ類を食べるのはもちろん、ソースにエビが入っている可能性があるお好み焼、キムチや市販の白菜漬けも食べられない。かっぱえびせんも坂角のゆかりも食べられない。蕎麦そのものはもちろん、蕎麦も出しているうどん屋も同じ湯で茹でてる可能性があるのでダメ……。
好き嫌いがなかった友人ゆえ「食べられない辛さはすごい」と訴える。うう。わかる気がするなぁ。ある日突然「今この瞬間からエビはダメ、蕎麦もNG」とか言われたら、あのおいしさを舌が求めてノタウチマワルかも。

リンガーハットはがんばっている

2006年10月26日(木) 8:23:12

長崎情報いろいろありがとうございます。目移りして困ります(笑)。

予習のためにちゃんぽんを数店食べ歩いているのだけど、わかったことは「リンガーハットはがんばってる」ということ。チェーン店ということで軽視しがちだけどちゃんとうまい。昨日は太麺皿うどんを食べたけど、なかなかのものだった。んでもってメールでもネットでもみんな「リンガーハットはちゃんとうまい」「実は一番好き」とか発言していたりするのね。長崎出身者も含めて。なるほどそういう意味ではリンガーハットをちゃんぽん・皿うどんの基準に考えて食べて行くとわかりやすいかも。

ただし、ちゃんぽん(皿うどん)はあっさり系とこってり系にわかれるようで、リンガーハットはこってり系らしい。あっさり系は現地長崎以外にあまり普及していないらしいので、あっさり系を集中的に食べてくるのも面白いかもなぁ。まぁでもまだ大量にハシゴできるほど体調が戻ってないので、厳選していくつかしか行けないと思うけど。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。