第一回脱稿!

2007年11月 9日(金) 9:29:33

本にする原稿の第一稿を編集の人に渡して、とりあえず第一回脱稿!
まだ題名で迷っているし、このあと再校とかでもいっぱい直したり、編集からたくさん赤入ったりするけど、とりあえず肩の荷がすぅぅぅぅと下りていく。あぁ気持ちが良いなぁ。図表と目次を入れて230ページ程度かな。プリントアウトしたその束とCD-ROMを渡すプチ誇らしさよ(メール添付にせず、会って手渡しすることにしたのだった)。

で、その足で割烹「樋口」へ。
翌日の原稿書きを気にせずに酒を呑むなんて1ヶ月半ぶり。あぁ日本酒が胃に染みる。あっという間に酔っぱらったのは年の差を感じない後輩だったせいもある。その同行者から「恵那寿や」の栗きんとんをもらった。こりゃすごい。岐阜からわざわざ買ってきてくれたもの。うれしい脱稿祝い。
昨日の小鍋はハリハリ鍋だった。相変わらず謙虚で丁寧で優しい味。樋口さんはお子さんも生まれ、アシスタントも増え、いよいよ腰を入れてがんばるという感じ。この人が50歳になったころの料理を食べてみたい(そのときオレはいくつだ?)

原稿のせいで、メールのお返事、ものすごく遅れています。
全然こねぇ、と思っているそこのアナタ、今週末くらいにハラリと舞い降りるはずです。スイマセン。その他、不義理をしていた方々、誠に申し訳なく。お許しを。

寝る子は太らない

2007年11月 8日(木) 8:08:01

十分痩せているくせに「もっと痩せたい」と願っている我が娘に私信。
寝る子は太らない=睡眠不足で肥満リスク上昇
十分な睡眠を取る子供は肥満になる確率が低いとの調査結果が、米小児科学会の機関誌11月号に発表された。ミシガン大の研究者は「睡眠不足の子供は注意力の散漫を招くだけでなく、肥満リスクも高まるようだ」と警告している。
調査は9〜12歳の子供を対象に実施。1日9時間以上寝る子供が12歳になった時に肥満になった比率は12%だったが、9時間未満では22%に達した。
睡眠と肥満の因果関係は未解明だが、睡眠不足でストレスがたまり、食欲を刺激するホルモンが分泌される可能性があるという。睡眠が不足すると屋外で遊ぶ機会が減るため、肥満になりやすいとの見方もある。米睡眠基金は、未就学児で11〜13時間、小学生は10〜12時間眠るよう推奨している。ということで、12歳のキミもまだ間に合う。寝ようね。睡眠不足だと太る可能性が増えるらしいよ。
※娘はこのメモの読者なので、すれ違い生活でも、こうして私信に使えたりします。

2007年度 佐藤尚之会

2007年11月 7日(水) 19:53:49

ほぼ年に1回の恒例行事「佐藤尚之会」が昨晩あった。
同姓同名&漢字も一緒、という佐藤尚之が5人集まる会。昨晩は11月2日に表参道にオープンしたばかりの新ビル「GYRE(ジャイル)」の4Fにある「ペローラ・アトランチカ」にてポルトガル料理を食べながら。昨晩はメンバーの奥さんもひとり参加。ゲストもひとり参加して計7名。

姓名判断的には同じ性格・同じ宿命の5人。年齢は30歳から48歳と幅広い。
というか、ホントに性格が似てるんだよなー。不思議だ。
「佐藤尚之」という四文字をこれまでに数百万回書いてきたことが影響しているのか、ナオユキという「ちょっとナヨっとした響き」で数千万回呼ばれ続けてきたことが影響しているのか、5人ともなんとなく感じが似ている。無口で素っ気なくて客観的で、でも親切で気弱で詰めが甘い。この性格の「生きにくさ」を5人で話し出すと異様に盛り上がり止まらない。なかなかこうはわかりあわない。

5人とも、放っておくと黙ってしまうタイプなのだが、観客というかゲストがいるととても気を遣っていろいろ話す(そういう性格)。なのでゲストは必。昨日のゲストも5人もの佐藤尚之に囲まれていろいろ楽しんでいただいた模様。ま、希有な体験だわな。同姓同名に囲まれるというのも。

習慣の大切さ

2007年11月 6日(火) 9:06:51

スケジュール前倒しで、なんとなく第一稿、完成。
あとは細かい推敲に移り、今週中盤の8日には一度編集者に渡してしまうつもりである。
そんなことを編集者にメールで書いたら「新書を担当してから、スケジュール通りに原稿を頂ける著者は初めてです(感涙)」と返信。うはは。我ながら律儀。でも11月12月は急にでかい仕事が入る場合が多いから、単なるリスク管理である。でかいの入ったら一気に余裕がなくなる。

でも、この1ヶ月半は、思い出すのもイヤなくらい大変だったけど、「集中力と持続力」の訓練にはなったかも。毎日毎日ある分量を書き続けるというのは、才能ではなくて習慣なのだ、ということがよくわかった。

村上春樹が新作「走ることについて語るときに僕の語ること」の中でこんなことを書いている。
毎日机の前に座り、意識を一点に注ぎ込む訓練を続けていれば、集中力と持続力は自然と身についてくる。これは前に書いた筋肉の調教作業に似ている。日々休まずに書き続け、意識を集中して仕事をすることが、自分という人間にとって必要なことなのだという情報を身体システムに継続して送り込み、しっかりと覚え込ませるわけだ。そして少しずつその限界値を押し上げていく。気づかれない程度にわずかずつ、その目盛りをこっそりと移動させていく。その後、チャンドラーの言葉を引用し、こんなことも書いている。
優れたミステリー作家であるレイモンド・チャンドラーは「たとえ何も書くことがなかったとしても、私は一日に何時間かは必ず机の前に座って、一人で意識を集中することにしている」というようなことをある私信の中で述べていたが、彼がどういうつもりでそんなことをしたのか、僕にはよく理解できる。チャンドラー氏はそうすることによって、職業作家にとって必要な筋力を懸命に調教し、静かに志気を高めていたのである。そのような日々の訓練が彼にとっては不可欠なことだったのだ。別に職業作家になりたいとは思わないが(そんな大変なこと!)、必ず机の前に座って何時間か集中する、という習慣の大切さはわりと思い知ったなぁ。脱稿という「もう永遠に辿り着けないと思えるような遠いゴール」に一字一字ジリジリ近づいていく作業のキーはそこにある。

犬の見る悪夢

2007年11月 5日(月) 8:02:27

昨日、寝てるとき何度かくしゃみが出て寒かったので、いま風邪をひくわけにはいかん!と夜中に起きてクスリを飲み、目が覚めちゃったので枕元にあった吉本ばななの「キッチン」(娘に貸してあった)をなんとなく読んでいたら、足もとからうーんうーんと声がする。見てみたら犬がうなされていた。犬ってどんな悪夢を見るのだろう。手足をぴくぴくさせている。夢の中で逃げているのか? 犬の見る悪夢をリアルに想像して楽しんでいたら、なんだか「キッチン」を読むよりおもしろく、あっという間に朝になってしまった。超寝不足。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。