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「ハルビン回帰行」

amazon著者が生まれた地、ハルビン。そこを訪ねる旅を静かに綴った小品。
地味な内容。盛り上がりもないし中国残留婦人に対する記述など内省的で、読んでて肩身が狭くなる。が、この本は読者を引きつけて離さないのだ。この本を読んで以来ボクの心の中にもハルビンが常にある。読者をそんな気持ちにさせる本はそうはない。
いったい著者は何者? その筆力からしてベテランだろうが他の著作など聞いたことないし…。と思っていたら新人みたいなものだった。というか、椎名誠の奥さんだった(笑)。だからって著作経験は新人なのだから関係ないが、うまい人ははじめからうまいんだなぁと唸った。オススメ。
1996年10月01日(火) 12:00:00・リンク用URL
@satonao310