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「作家の値打ちの使い方」

amazon前著「作家の値打ち」はいい本だった。
画期的だしきちんと文壇大手術用のメスが機能していた。だから、あの手の実験書としては画期的に売れたのだろう。この本はその二匹目のドジョウという感じかも。飛鳥新社は出さなくてもよい後日談的本を出版してしまった。それがこの本。出さなくても良かった気がする。
「作家の値打ち」についての評論や評判、座談を中心に、かろうじて「絶版・品切れ版作家の値打ち」を載せてはいるが、ほぼ内容がない内容。いかに前著が波紋を投げかけたか、などということは一冊の本にする必要もなく、あえて言うならネットにサイトを作ってその後日談を掲載しておいた方がまだ良かったわけで、1300円はいかにも高い。福田和也自体の「作家の値打ち」を下げる行為である。こんな本を買うなら著者が高得点つけた本を買えよ!と、著者自身心のそこでは思っているのではないかなぁ。残念。
2001年01月01日(月) 12:00:00・リンク用URL
ジャンル:評論
@satonao310