「新・放浪記」
野田知佑著/本の雑誌社/2039円

amazon真の「自由」を求め続けた著者の半世紀。
『何でも見てやろう』(小田実)や『深夜特急』(沢木耕太郎)を思わせる青春放浪記だが、「とらわれない」ということに関しては著者が一枚上手だ。なにしろ「100%自分のルールで生きること」こそ彼の生きがいだからだ。
そして彼の愛する川下りのように絶えず風景が変わっていく人生を生きている。自分の人生はどうだろう。遠くまで景色が見えちゃってないか。自由の何たるかも知らずに死んでいくんじゃないか…呆然と見つめ直させる力を持った一冊。
1995年12月01日(金) 12:00:00・リンク用URL
ジャンル:旅 , 自伝・評伝