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LV2「超ジャズ入門」

中山康樹著/集英社新書/740円

超ジャズ入門
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元「スイングジャーナル」編集長の著者の本を読むのはこれで3冊目かな。
ビーチボーイズを再発見できたのは著者のおかげである。マイルスを真剣に聞き始めたのも著者のおかげである。そういう意味である種の信頼関係が読者であるボクと著者の間で出来上がっているので、読む方は楽である。

ジャズは怖くない的論から本ははじまるが、この辺はやっぱりジャズが詳しい人の書き方になっていることは否めない。ジャズをこれから聴いてみようという人にはいまいち空気感がわからないだろう。超入門としてはそこが残念。ジャズ=怖い、となるのは中級者の前である。初級者の後半。そしてそれはスイングジャーナルを読もうと思うようなコアな入門者である。普通はもっと気軽に聴き始めるものだ。著者はロックに限界を感じてジャズに入ったという理論派なのだが、そういう理論派はごく少数なのだ。

とかいう細かいことは置いておいても、結局マイルスを聴けと持っていくあたり(いい意味で)笑ってしまった。これはもう「芸」である。そんでもって、最終的にはお勉強みたいに100枚ほど聴かないといけない。うーむ。これを読み終わった読者は結局「ジャズって怖い~、難しそう~」と思うのではないだろうか。疑問。個人的にはオモシロイ本であったが、超入門として考えるとハテナもいろいろある本だった。

2001年11月01日(木) 12:00:00・リンク用URL

ジャンル:音楽

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