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「一生、遊んで暮らしたい」

amazon大好きな作家になりつつある中場利一だけど、エッセイはイマイチかも。
著者自身、めちゃめちゃ戸惑っている。特に前半は目も当てられない。後半にはかなり持ち直し、調子を取り戻している。でも、あの小説で見せる才気やギャグのキレがあまり見られない。
多分、「喧嘩と遊びで暮らしている中場利一」という枠を自ら作ってしまっていて、その枠内でそういう中場利一を演じてしまっているのがおもしろくない要因だろう。そういう背景のもとで著者がどう感じ、どう生きているのかを読者は読みたいのに、その背景説明の域をあまり出てこないのがつらいところ。
小説もそう。そろそろ「喧嘩」という枠から出て書いてみたらどうかなと思う。才能はとてもあると思うのだけど…。
1998年10月01日(木) 12:00:00・リンク用URL
ジャンル:エッセイ
@satonao310