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LV5「魂の自由人」

曽野綾子著/光文社/1500円

魂の自由人
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たまに曽野綾子が読みたくなる。
真面目で平明で敬虔で、そしてあくまでも自由なその言説を、たまらなく読みたくなる。そう、彼女の魅力は何ものにもとらわれまいとするその自由な精神なのだ。などと思っていただけに、その魅力をひと言で言い切った題名の本を書店で見つけたらそりゃあ買うのである。この本は「魂の自由人」であるために、どう生きていけばいいかを著者が丁寧に説いた平明かつ有益な本である。

いわゆる「生き方を書いた本」についてはボクはわりと眉に唾つけて読むタイプなのだが、どうも曽野綾子とは相性がいいらしく、とっても共感する部分が多い。特に今回の本は、目新しい言説はないのだが、自分の不自由さに窒息しつつあった状況にもはまり、とても感じるものがあった。短いエッセイだが、熟読玩味していかにして自由を獲得するかをしっかり考えたい一冊。

2003年08月01日(金) 12:00:00・リンク用URL

ジャンル:エッセイ , 評論

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