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LV3「密告」

真保裕一著/講談社/1800円

密告
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元オリンピック候補の警察官に降りかかった密告者の汚名。警察組織の腐敗を描く長編である。

相変わらず真保裕一は読ませる。面白い。
が、これに関してはちょっと読後感が悪すぎる。それに主人公の行動がいまいち読者として納得いかないのが難だ。
例えばゴダードの本に出てくる主人公もおバカな行動をとるけど、どこかで納得がいく。それは人物造形の違いだろうか。いや、ちょっとしたセリフの違いなんだろうな。とにかくカタルシスがあまり感じられず、読んでいる間も読後もなんだか気分がすぐれなかった。惜しい感じ。

1998年08月01日(土) 12:00:00・リンク用URL

ジャンル:ミステリー

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