「麦酒主義の構造とその応用力学」
椎名誠著/集英社/1200円

amazonシーナによる短編12編。
相変わらずの椎名節だが、そもそも本としての求心力がないので散漫でバラバラ。読んでいてつらい部分があった。
小説を書きつつだんだんエッセイ化していくみたいな構成(またはその逆)が多い。そういう流れは独特だし面白いのだけど、やっぱりまとまりという点で欠ける。ちょっとどうかなぁというレベルの作品も中にまじっているし。筆力も魅力も群を抜いていると思うからこそ、ある程度レベルを揃えて出して欲しいと個人的には思う。
1996年12月01日(日) 12:00:00・リンク用URL
ジャンル:エッセイ