「死んでいるかしら」
柴田元幸著/新書館/1600円

amazonポール・オースターの訳者として初めて著者に出会って以来、彼が訳した本を見つけたらかなりの確率で読んできた。この著者の訳本はハズレが少ないからだ。そのうえ訳文のセンスも素晴らしい。エッセイも出していて「生半可な学者」はたいへん楽しんだ。
が、しかし、このエッセイはイマイチだ。
中にはなかなか面白いのもある。特に表題作などはいい味だしている。でも玉石混淆すぎる、というのが正直な感想。全く面白くないのも多い。ファンとしてはちょっと残念。
1997年08月01日(金) 12:00:00・リンク用URL
ジャンル:エッセイ