「結婚恐怖」
小林信彦著/新潮社/1200円

amazon題名がいいし、何と言っても小林信彦だから即買って読んだ。
でも、期待が大きすぎたのか、ちょっと拍子抜けだった。
こういう内容ならこんなスキャンダラスな題はいらないかもしれないとちょっと思った。結婚という生活形態についての突っ込みも中途半端だし(もっと著者特有の視点で突っ込んでくれるのかと思った)、サスペンスとしても盛り上がりに欠ける。著者ならではの切り口、展開、余韻がない。
小林信彦に読者はもっともっとクレバーでアナーキーなものを期待する。この人らしくない長編小説だった印象。
1997年12月01日(月) 12:00:00・リンク用URL
ジャンル:小説(日本)