トップ > おもしろ本 > 著者別一覧 > > 久世光彦 >

LV3「ニホンゴキトク」

久世光彦著/講談社/1680円

ニホンゴキトク
amazon
「死語」もしくは「半死語」の日本語を悼み、そっと涙を流すといった風情の本。著者独特のおセンチな文体が心地よい。

ただ取り上げられているのは「辛抱」「じれったい」からなんと「さよなら」まで、全然死語なんかじゃないよなぁ、といった言葉も多い。
多分その言葉が失いつつある体温みたいなものと「変わっていっちゃう古き良き日本」とを重ねてとらえ「キトク」と呼んでいるのだろう。だからこの本は「ニホン・キトク」でもあるのだ。

相変わらずの向田邦子フェチぶりを随所で見せてくれるが、ボクもフェチに近いところがあるので、それはそれで気持ちよかった。彼女のことをこういう風に書ける人は著者の他にいないから。

1996年07月01日(月) 12:00:00・リンク用URL

ジャンル:エッセイ

メニュー

Follow satonao310 on Twitter @satonao310

satonao [at] satonao.com
スパム対策を強化しているので、メールが戻ってきちゃう場合があります。その場合は、satonao310 [at] gmail.com へ。

ページの先頭に戻る

Google Sitemaps用XML自動生成ツール