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LV4「涙はふくな、凍るまで」

大沢在昌著/講談社文庫/619円

涙はふくな、凍るまで
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ある日、娘のおつきあいで天敵であるネズミーランドに行った。
ネズミーにわりと批判的でアトラクションなんか別に見たくもないボクは、「ボクはファストパス並び係になるからもうボクのことは忘れてくれ」と言って、とにかく行列に並びまくったのだが(現実逃避)、その際何か読むものが必要だろうと行く前に書店で買ったのがコレである。大沢在昌はこういう時、時間を忘れさせてくれるはず…ということで読み始めたが、期待は裏切られなかった。夢とマジックを売るネズミーの嘘くさい空間はいきなり絶望と不運漂う北海道の極寒漁港に早変わりし、ボクは見事に現実逃避できた。ありがとう、大沢在昌。

知らなかったが「走らなあかん、夜明けまで」という本の続編らしい。知らずとも充分楽しめる。
通称日本一不運なサラリーマンである主人公が北海道で見舞われる不運の数々。前作は大阪ヤクザとの戦いだったらしいが、今回はロシア・マフィア。読むだけでカラダが冷えてくる描写の数々だが、中身は熱い。わざとっぽくB級にしてあるのもよい。ちょっと黒川博行のシリーズを思い出したりした。こういうの好きかも。時間つぶしには持ってこい。

2003年11月01日(土) 12:00:00・リンク用URL

ジャンル:ミステリー

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