トップ > おもしろ本 > 著者別一覧 > > 恩田陸 >

LV4「黒と茶の幻想」

恩田陸著/講談社/2000円

黒と茶の幻想
amazon
600ページ超の大作である。
著者の本は何冊か読んで感想を書いているが、ある日「あなたはまだ恩田陸の代表作を読んでいない」というメールが見知らぬ方から届き、この本を薦められた。で、すぐ買ったのだが分厚かったので長く積ん読状態だった。でも読み始めたらあっという間だった。

おもしろかった。おもしろかったのだが、これが代表作?という感じは残る。会話は相変わらずちょっとずつ甘いし、ストーリーもここまで長編にする意味を感じないもの。ただ、人物の周辺描写やこの年代の微妙な感じ、昔の恋愛へのせつない心情描写などはさすがに著者ならではで、ストーリーと関係ないところで何度も立ち止まって味読した。
4人の主人公それぞれに謎と奥深さがある構成と、屋久島の大自然がそれに重なってくる感じはとても心地よい。ただ、題名が少し遠い。なんでこの題名?という感じ。恩田陸っていつも題名に少し疑問が残るなぁ。

2003年08月01日(金) 12:00:00・リンク用URL

ジャンル:ミステリー

メニュー

Follow satonao310 on Twitter @satonao310

satonao [at] satonao.com
スパム対策を強化しているので、メールが戻ってきちゃう場合があります。その場合は、satonao310 [at] gmail.com へ。

ページの先頭に戻る

Google Sitemaps用XML自動生成ツール