「永い眠りにつく前に」
エリザベス・バーグ著/島田絵海訳/ベネッセ/1427円

amazon「ケイティの夏」に続く第二作目。
女性を主観的にここまで上手に書いた本を他に知らない。死を目前にした親友と女性達の静かな物語なのだが、暗くならず明るい筆致で描いているし、ユーモアの感覚もいい。ラストの収め方もとてもいい。でも惜しい。経験にもとづく話のせいか、ストーリーがちょっと甘く感じた。でもこれは男性の眼で読んでいるからかもしれない。
島田絵海の訳は相変わらず快調で好き。ちなみにこの本は「本の雑誌」の1995年第2位に選ばれている。
1996年03月01日(金) 12:00:00・リンク用URL
ジャンル:小説(海外)