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LV3「ケイティの夏」

エリザベス・バーグ著/島田絵海訳/福武書店/1300円

ケイティの夏
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主人公は12歳。せつないながらも、読後感の明るいグローイング・アップもの。

訳者はアンドレ・デビュースを訳し続けている人で、この人の訳本なら信用できると思って読んだ。
とても繊細に12歳の少女の気持ちに寄り添って書いていて、とてもいい時間が過ごせる。こういう子供の気持ちって外国も日本も同じなんだなぁみたいな感慨を持つ。ちょっと全体的にセンチメンタルに流れすぎているが、この繊細さは好き。

父と姉と三人暮らししていく中でのせめぎあいみたいなものがとてもリアルだった。そして意外と小さな希望に満ちたラスト。その流れもとても良い。美しい小編。

1995年09月01日(金) 12:00:00・リンク用URL

ジャンル:小説(海外)

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