「パリの調理場は戦場だった」
宇田川悟著/朝日新聞社/1937円

amazonまだグルメという言葉もなく、ミシュランを日本で誰も知らなかった70年代に、単身フランスに渡って料理修行に明け暮れた3人の若者の物語である。
当時の料理界の状況、フランスでの修行の厳しさ、キッチンでの仕事の内容などが目の前に広がるように見えてくる好著で、なかなかのめり込める。フレンチファンならずともお勧めしたい。ただ、全体にストーリーを急ぎすぎているのが気になる。三つのストーリーが一つになっていくところもちょっとギクシャクしているし、う~ん、惜しいなぁ。
1996年01月01日(月) 12:00:00・リンク用URL
ジャンル:食・酒