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「睥睨するヘーゲル」

amazon哲学の本というより「考える」本である。
この本を読んでボク自身つねづねいろんなことを「考えていたつもり」だったけど、それは単に「思っていたに過ぎない」ことに気付かされた。そういう意味でこれはモグラの目すら開かせる名著であるとボクは思う。
ただ、読んで気が付いて目が開くこと自体もうあなたは「考える人」の資格すらない、と著者は切り捨てている。
池田晶子のそこらへんが好きなんですよ、ボクは。エッセイ集なのでまとまりに欠けるのはしょうがないが、「メタフィジカ」「悪妻に訊け」などの著作より著者の素直な切り口が出てきていて、池田ファンは必読。まだ池田晶子を知らない人はこの本からどうぞ。
1997年04月01日(火) 12:00:00・リンク用URL
ジャンル:哲学・精神世界
@satonao310