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「考える日々 III」

amazon本当は、池田晶子の本を読んでいること自体、恥ずかしいことなのだ。
自分でとことん考えることもせず、著者に「考えるキッカケ」をもらおうと読んでしまう根本的な矛盾(なぜって著者がイイタイコトは「考えよ!」ということだから)。どこかでそれに羞恥心を感じつつ、今回もたいへん考えさせてもらった。ありがとう。
サンデー毎日に連載しているコラムを集めた第三集。副題が英語でこっそり書いてある。「One Size Fits All」。うーん、なるほど…。テーマは多岐に渡っていてそれぞれ通り過ぎる足を止めてくれる力を持つが、今回は「心で感じる仮想と現実」「死の向こうの存在と宇宙」の項が個人的に特に印象深かった。
本当のところ、「善く生きる」ためにはこういった本から浸みだしてくるテーマに真っ向から闘いを挑まないといけないのである。他のことをしているヒマはないのである。それこそ生きている意味なのである。なのになのに・・・。ま、そういうことを忙しく走る日々の中で思い出すために、これからも定期的に池田晶子を読み続けることであろう。それって本当に恥ずかしいことなのだ。わかってはいるのだ。うぅ。
2001年02月01日(木) 12:00:00・リンク用URL
ジャンル:哲学・精神世界
@satonao310