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LV2「霞町物語」

浅田次郎著/講談社/1500円

霞町物語
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帯とか広告で「著者自身の物語」と書いてあるのを読まなければもっともっと楽しめたかも。

非常に良く出来た青春の1シーンなのだが、「主人公=著者」と思って読んでしまうと白けてしまうのだ。やることなすこと格好良すぎる。よく自分でこんなの書けるなぁ、と逆に感心してしまう。含羞がなさすぎてちょっとついていけない部分がある。祖父や親父を描いたところはとってもいい。が、彼自身の描写になると読んでいる方がこそばゆくなってくる。

うまいんだけどなぁ。でもこれは、自分の半生を自分に酔いながら歌いあげる演歌歌手と変わらない。いろいろなエピソードは心に残るのだけど…。

1998年10月01日(木) 12:00:00・リンク用URL

ジャンル:自伝・評伝 , 小説(日本)

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