「白球残映」
赤瀬川隼著/文藝春秋

amazon直木賞受賞作。
野球に関連した5編の短編(野球に関係しない短編もひとつ入っているが)。努力、挫折、栄光、埋没…。いろんな人生の諸相が現れてくる。でも、直木賞レベルかどうかは正直疑問もある。わりと普通っぽいのだ。独自の文体がないのが痛い。だから伊集院静や海老沢泰久にちょっと負けて見える。大衆小説としては彼らの方がやはりうまいと思うし。なんだか欲求不満が残った一冊。
1995年12月01日(金) 12:00:00・リンク用URL
ジャンル:小説(日本)