花火師、今年は2度出動!

2013年8月25日(日) 19:05:04

hanabishi1.jpg昨夜は、花火師として今年2回目の出動をした。

正確には「煙火打揚従事者」。
社団法人日本煙火協会が出している花火を打ち揚げる資格みたいなものだけど、もう取って10年ほどになる。

この資格、毎年5月に講習会があって、それに出て「更新」となるわけだけど、運転免許といっしょで恐怖訴求。「今年はこんな事故があって何人亡くなった」みたいなことを事細かに教えてくれる。

こちとら50歳も超え、家族も社員もいる身。
講習で不幸な事例を毎年聞かされるとさすがに「危険を冒していい立場じゃない」とも思う。だから毎年おっかなびっくり現場に出かける。

でもなー・・・なんつうか、防護板で身を守りつつ、筒の真横に行って手を伸ばして導火線(もしくは速火線)に火をつけるドキドキたるや、やっぱりやめられない魅力があるわけで。

速火線の場合、火をつけたとほぼ同時に筒の底で「ズバシュッ!」と爆発が起き、2号玉なら直径6cmの球体を約100m打ち上げ、直径50mくらいの花を開かせるわけ。このときのドキドキ。そして真下から見る花火の美しさ。そのあと時間差で聞こえてくる観客たちの「ぉぉぉぉおおお〜〜」という歓声。すべてが「やめられまへんな」な世界。

いまはコンピューター制御の電気着火が主流なのだけど、ボクたちみたいな小さな団体(主婦と小学校の先生なんかを主体とする小さな地域団体)はまだまだ手での着火でやっていて、それが本当におもしろいのです。

最近では規制が厳しくなり、もう2.5号以上の玉は打ち揚げにくくなっているのだけど、まだ規制が緩かった頃に打ち揚げた3号玉の爆発音とか、ほんと、やめられまへんわ・・・

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で、今年は1回目は7月に戸越小学校にて。

毎年恒例。PTAからの依頼で、小学生とその家族たちを相手に打ち揚げる。一発一発「10、9、8、7・・・」とカウントダウンを小学生たちとするのんびり花火大会。でも意外と味があって好き。でっかいナイアガラもやったりして楽しい。写真の一枚目はそこで準備中のボクの半被姿w

2回目である昨晩のは稲城市若葉台花火大会(京王若葉台駅から歩いて5分の若葉台公園)。
ここも毎年恒例。若葉台の夏祭りのフィナーレとして、500発以上を組み合わせてかなり凝った演出をする(リーダーの松尾さんのディレクション)。

写真二枚目は若葉台で準備中の花火師たち。
ボクが所属している「のれそれ花火企画」は主婦が多い。写ってる人はみんな女花火師w
で、たとえば20時からの花火大会だとしたら、16時には集まって準備をしないと間に合わないし、事前に消防署や警察にも届け出て許可もらったり、花火大会終わってからも、上空での爆発で飛び散ったカスとかを拾い集めたり、筒を片づけなどして2時間くらいは現場にいる。いろいろ大変なのです。

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3枚目のこの写真は「のれそれ」の会長の岡さんと。岡さん、今年で引退だとか言ってるけど、でも、来年もきっと来ると思うw

ちなみに、昨晩どんな花火を打ち揚げたか、YouTubeにアップしてみました。
こちらから(YouTube)
大きさは足りないけど、意外とちゃんとしてるでしょ? 打ち揚げの真下にいる花火師ならではのアングルなので、一度見てみてください。

ちなみに「花火師ならではのアングル」というと、究極は筒の横。
で、今年は筒の横にiPhone置いて撮ってみた。
こちらから(YouTube)

真下というか「筒横」からの花火の映像って、見たことある人すくないと思う。火が入った瞬間の爆発とかよくわかる。
ただ、2号玉(小さめ)だし、カメラも固定なので迫力はないかも。2号半とか3号だと耳をつんざく爆発音とでかい球体が開くんだけどなぁ・・・。

てなことで。
来年も(安全に)打ち揚げたいと思います。事前告知はフェイスブックなどでやると思います。よろしくです。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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