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久しぶりに陶器を買ったよ

2012年5月 9日(水) 11:49:20

GWに沖縄に行ったとき、久しぶりに陶器を買った。

昔は陶器をよく買った。
地方旅行とかに行ったら必ず買い込んだ。

でも、そのほとんどが(ガラス器なども含めて)阪神大震災で割れてしまった。

阪神大震災当時、神戸の夙川に住んでいて、新婚1年目だった(震災手記)。
独身時代に買い集めた陶器類、結婚お祝いでいただいたグラス類、新婚旅行などで買った磁器類、それらがほとんど割れてしまった。「これから少しずつ集めていこう」と夫婦で言い合って買い始めていたのだけど、出鼻をくじかれた感じ。

しかも、高いもの、大切にしていたものほど、割れた。
一生ものとして買った高級品や骨董に限って必ず割れた。そしてどうでもいい日常使いのものは生き残った。

まぁ高いのは薄手のものが多いということもあるけど、なんというか「割れものはもう買うな」という啓示か教訓に思えるほど、思い出ある大切なものがたくさん割れた。

それから、あまり食器類を買わなくなった。
間に合わせで少し買うくらい。新たに買い足さず、あるもので日常生活をしていた。

でも、なんか今回、同行者たちに引きずられて、やちむんや古我知焼を少々買った。

いいキッカケをもらったと思う。
阪神大震災からもう17年(つまりあのとき妻のお腹にいた娘も17歳)、そろそろ自らトラウマを消す時期なのだということかもしれない。

逆に言うと、ボクの場合、そのくらい長くかかってしまった。今回の東日本大震災で被害にあわれた方々にも、表に出ないそんなトラウマが個人個人に長く続くんだろうな…。


ちなみに、阪神大震災でパタッとやめたものがもうひとつある。それはテニス。毎週、週二日はテニスをしていたのに、あれ以来一度も(たったの一度も)ラケットを握っていない。

そのことは明日書こう。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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