貪・瞋・癡

2010年11月21日(日) 21:36:44

今日は義父の一周忌。
朝7時に家を出て、神戸まで日帰りで行ってきた。で、さっき東京に帰ってきたところ。

般若心経は暗記しているんだけど、仏教についてはほとんど知識がないワタクシ。
今日、お経のあとのお坊さん(浄土宗)の話で初めて「貪・瞋・癡(とん・じん・ち)」という言葉を知った。いわゆる三毒と呼ばれるもの。百八つどころではなく六万四千もあると言われている煩悩を突き詰めるとこの三つになると言う。それが「貪・瞋・癡」。「はい、みんなで一緒に発声してみましょう」とお坊さんに言われ、一周忌出席者みんなで「とん、じん、ち」と声を合わせた。とん・じん・ち。うーん、まだまだ知らないことばかりだ。

貪(とん)は、字の如く、むさぼる心を言う。自分の欲するものに執着してむさぼる。

瞋(じん)は初めて知った漢字。目偏に真実の真だからいい意味っぽいんだけど、実は「いかる」と訓読みし、怒り・憎しみ・怨みなどの憎悪の感情を言うらしい。自分の心に違うものを一方的にいかること。

癡(ち)も初めて知ったな。やまいだれに疑うだもの、かなりやばい漢字。「おろか」。真理に対する無知を言うらしい。道理に迷う愚かな心。本能的に動く畜生の心。

日蓮聖人は「瞋るは地獄、貪るは餓鬼、癡かは畜生」と言ったらしい。「貪・瞋・癡」で「餓鬼・地獄・畜生」か。なるほど。

とん・じん・ち。
せっかく知ったので、もうちょっと深く考えてみたい。究極の煩悩、貪・瞋・癡。あぁでも自分の心の中に深く降りていくのが怖いなw

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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