*pnish* 公演「ウエスタンモード」

2010年10月21日(木) 6:17:04

なんとなく引き受けていた講演が重なりまくり、昨日はふたつ、今日もふたつ。さすがに2日で4つの講演は初めてかも。しかもその間を縫って昨晩は公演を観た。あ、そういえば日比谷公園にも行った。「こうえん」が6つだ(笑)

昨晩行った公演は、演劇ユニット*pnish* の「ウエスタンモード」。
札幌の森崎博之くん(TEAM NACS)が先月からずっと東京に来ているのだが、その目的はこの*pnish* (パニッシュと読むらしい)の舞台演出なのであった。*pnish* にとって初の外部演出らしい。昨晩はその初日であった。

森崎くんにとっては初めてなのかな。まったくのアウェイでの演出のみの仕事である(彼は出演しない)。「演出マンとしての真価を問われるよねぇ」とかからかってはいたけれど、途中何度か会ったらなにやらかなり演出に悩んでいたのでちょっと心配していた。ちょっとドキドキしながら天王洲銀河劇場へ。

*pnish*を観るのは初めてだ。男ばかりのユニットで、佐野大樹、森山栄治、鷲尾昇、土屋裕一の4人がメンバー。個性のバラバラ加減がちょっとNACSと似ている。そんなこともあっての森崎指名なのかもしれない。結果的には、この舞台を観ただけで *pnish* を好きになり、「*pnish* らしさ」がお初のボクにもよくわかった、といういい舞台になっていた。

彼らの公演には「モード」という言葉が使われるシリーズがあって(マハラジャモードとかサムライモードとか)、今回はウエスタンモード。題名通りウエスタン劇である。ウエスタンってある種の予定調和だし、ガンファイトが見せ場になるのも決まっているし、いざ作るとなると意外と面白くするのが難しいものだと思うのだけど、わりと想像つくストーリーをメリハリよく飽きずに観させたという意味で、森崎くんはやはり手練れだなぁという印象。舞台回しのテンポがいいのだが、小道具替えを全部役者がやることで手作り感と親密感が出ていた。

あ、これNACSっぽい、という笑いもちょっとあったが(ハコのとことか)、*pnish*の特徴もよく出ていたと思う。とても楽しく笑える若々しい舞台。敢えて言うならキャラ立ちが多少弱いかな。くどいくらいな押し出しを観たかったかも。でも次もちょっと観たくなるくらいは*pnish*を好きになった。

ゲストはみなさん芸達者。団時朗はさすがの存在感。舞台を締めていた。他の出演者は、伊藤健太郎、大山真志、橋本汰斗(D-BOYS)、伊藤直人、飯野雅彦、宮川康裕、大岩主弥、菅原健志、渡辺隼斗、小林高鹿。主役級だった大山真志、好演。

いや、でも、ほんと、森崎くん、お疲れ様。初日おめでとう。アウェイでちゃんとまとめきったことに敬意を表したい。*pnish*らしさを活かしながら、自分らしさも出す作業って大変だ。でも次につながるいい舞台だった。

演劇ユニット*pnish* 公演「ウエスタンモード」。
天王洲の銀河劇場で昨日から24日まで。その後、神戸公演(30日31日)、名古屋公演(11/5,6)がある。ぜひ。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

アーカイブ

同カテゴリーの他記事