「熱」は相手に必ず伝わる

2010年9月16日(木) 8:08:12

aurora.jpg昨日ツイッター上で流れてきて見惚れた写真。ノルウェーのオーロラ。リンク切れが起きるとイヤなので、サムネイルを左に貼っておきます。

こういうのを見ると「合成なんじゃない?」とかどこかで疑ってしまうあたりが、デジタル時代の哀しさだね。
自分でいい写真撮れたときでも「合成したみたいにキレイだ」とかうっとりしてしまうし、そのいい写真を少しデジタル補正してより雰囲気を出したりする。合成や補正やCGで何でも出来ちゃうからなぁ。とはいえ「真にチカラのある写真」はやっぱり違うのだけど。

昨日、あるプレゼンで新聞広告原稿のカンプ(実際に出稿する原稿に限りなく近づけたクリエイティブ案)を作ったのだけど、合成した写真を使ったらどうにも感じが出なくて、著名カメラマンが撮った写真に置き換えてもらった。そしたら一気に原稿が輝いた。やっぱり本物は違う。合成や補正やCGでお化粧した写真とは全然違う。要はそういうこと。

なんか、合成や補正やCGで作ったものって、誰かの作為が透けて見えるせいか、どこかのっぺりする。something NOPPERI。文章も似ていて、誰かの文章のコピペをつなぎ合わせて構成した文章って、どこか薄っぺらく説得力がない。あと、インタビュー(口述)したものを誰か違う人が文章に起こして、それを本にしたもの(最近とても多い)。これも薄っぺらくてのっぺりしてて、内容がよくても魅力が少なくなる。読んでいてアクビが多発したときはそういう本である確率が高いw

企画書も一緒かも。
よく「使い回しているのが見え見えの企画書」ってあるけど、あれって本当につまらない。毎回ちゃんとゼロから作らないと。そういう「熱」って相手に必ず伝わる。

とかなんとか偉そうに言っているけど、冒頭のオーロラ写真が本物なのか合成なのか、どのくらい補正しているのか、美しすぎて判断できないワタクシw つか、一眼ではなくて実眼で見たいなぁ。北欧、絶対ボクは好きだと思う。「世界の果てのビートルズ」って本が妙に好きなんだけど、この本のような寒村にぜひ行ってみたい。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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