必要に迫られて iPad

2010年9月19日(日) 21:46:03

プロジェクター内蔵まで待とうと思ってたんだけど、結局ちょっと前に iPad を買ってしまった。このとき日本発売前のものに初めて触ってから5ヶ月ほど我慢したんだけど(笑)

趣味とか遊びとかいうよりも「必要に迫られて」である。
個人プロジェクトがいろいろ始まっていて、そこで iPad がどうしても必要だ。それと「ブラウザの終焉」の勘所を知ろうという思いもある。ブラウザからアプリへ大きく変化していこうとしている時代をちゃんと肌で感じておかないと…。

つか、まぁなんつうか、時代についていくのホント大変だなw
ここ5年くらいでも、YouTubeは使ってみるわ、mixiは使ってみるわ、hatenaは使ってみるわ、ニコ動は使ってみるわ、モバゲーは使ってみるわ、Flickrは使ってみるわ、twitterは使ってみるわ、iPhoneは使ってみるわ、iPhoneアプリは使ってみるわ、セカイカメラは使ってみるわ、Ustは使ってみるわ、facebookは使ってみるわ、foursqareは使ってみるわ、Pingは使ってみるわ、ええと他にもありそうだな、とにかく盛り沢山だ。それぞれにちゃんと使いこなせるくらいはやってみたし、続いているものも多い。メディアもツールも激増なんてもんじゃない。

広告コミュニケーションのプロとしての義務感も大きいけど、一度立ち止まると二度とキャッチアップできないような予感もちょっとある。カラダ鍛えるのを一度やめると二度と筋肉が戻らない感じに近い。年齢的にもね(笑)。だから追い続ける。止めるときは中途半端ではなく一気に全部止めるのではないかな。

短絡的に言いたくはないし、それなりに大変さもあったとは思うけど、それでも「昭和時代の40代50代はチョー楽だったなぁ」と思う。外部環境がそんなに変わらなかった。ファクスが出たりワープロが出たりした程度。その後に携帯が出て大騒ぎだったけどその程度。人生はシンプルだったし完成に向かっていた。

いま、人生は完成に向かわない。外部的変化に自分を合わせつつ生きているから、完成形がクリアに見えてこない。外部環境の変化が早すぎて少し上の世代が「急に古くさく」感じられ、ライフ・モデルたり得る人も急激に減ってしまった。逆に外部環境にまったく影響を受けない生き方をし続けてきた人の魅力が再認識されてきた。でもその生き方、これだけ変化を自分に課してきたボクにできるのかな。できないんだろうな。

どっちがいい、という問題ではなく、そういう時期にそういう場所にいてしまった、ということだろう。それもまた「ボクだけのオリジナルな人生」。だから基本的には楽しんでいる。でもさ、やっぱなかなか大変w

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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