山本彩香さん、そして太田和彦さん

2010年5月30日(日) 19:04:38

昨晩は、沖縄から東京にきている山本彩香さんとご飯を食べた。

山本彩香さんは那覇で「琉球料理乃山本彩香」という店をやっている方。ボクが日本でもトップクラスにリスペクトしているお店。ずっと通ってきて、いつのまにか「うみない」「うみきい」(琉球言葉で「兄弟!」みたいな意味)と呼び合う姉弟つきあいになった方である。去年、夜の営業を終え(→最後の夜)、いまは昼のみの営業になっているが、ほとんど夜と変わらないメニューを出してくれるのでエッセンスは変わらないと思う(半年伺ってないけど…)

時節柄、普天間問題の話にどうしてもなる。
マスコミが伝えない現地の空気をいろいろ聞けてよかった。

というか、どこかの新聞コラムで読んだが、中堅の有名女子大の学生41人の中で、日本がアメリカと戦争した過去があることを知っていたのはたった21人だったとか(!)

ひどい話だと思うが、そういう現実がある、というのは受けとめるべきだろう。
で、そういう状況の中、日本はまだアメリカの軍事的属国であること、沖縄が(戦争での犠牲のみならず)同盟による負担を一手に引き受けている現実、みたいなことが周知されたのは、(鳩山内閣のやり方のヘボさ・落としどころの是非はもちろんあるものの)長い目で見たらわりとマシな一歩なのかもとも思う。みんながこの問題に目を向け始めた。これはこれで「マシな変化」だ(←なにごとにもマシ論者w)。先週、電車の中で中学生が「なんで日本にアメリカの基地があるの」という話をしていたもん。そういうのはとてもイイコト。

ついでに言うと、ボクに「○○について鳩山さんに伝えてください!」「あの政策はいったいどうなってるんですか」みたいなメールがたまにくるけど、ボクの内閣官房への関わりは、コミュニケーション系のプロとして内閣の発信の仕方についてたまに意見を求められることがある、という程度のもの。政策面ではノータッチだし、内閣や民主党に肩入れしているわけでもないので勘違いされませぬよう。

ツイッターやブログの使い方についても、サジェスチョンや意見はしているけど、それを受け取るも受け取らぬもあちら次第。

ただ、少しずつだけど「大きな変化」が起こっていると思う。
マスコミが一次情報を独占してきた記者クラブ制度の壁の一角は崩れたし、閣議などのUstream中継も実現し、一次情報が国民に直接伝わるようになった(いままではマスコミが都合良く切り取った情報しか世の中に出なかった)。

これって実は「革命」に近い出来事。鳩山内閣は、マスコミを敵に回すことを覚悟の上でそれらを断行したわけ。もちろんマスコミはそんなのほとんど取り上げないけど(自分たちに不利になるから)。

ツイッターだって、孫さんとかに比べると鳩山さんの使い方は中途半端ではあるけれど、とりあえず政治への関心はじわりじわりと醸成されていると思う。そしてそれがもともとの目的。政治への無関心を少しでも改善したい。これがボクが関わっている目的だ(政策への失望が無関心を助長することもあるけど、それはボクが関与できることではない)。

ちなみに、今月、ついにガチャピンを抜いて、鳩山首相のフォロワー数は日本一になった。支持率は下がってるのに(笑)。
でも、タレントやキャラクターより政治家のフォローの方が多い、というのはそれなりに画期的なことなんじゃないだろうか。選挙活動のネット解禁も始まるし、少しずつ「変化」してきている。せっかちな人が多いけど、少しずつ少しずつマシになる、というのが大事だと思うな。急に変わる社会は怖いし。


閑話休題。
山本彩香さんは相変わらずお元気そうで、20歳以上年下のボクの方がよっぽど疲れてる。まいったな。まだまだがんばらなくちゃいけない・・・

実は昨晩はそれだけでは終わらず、彩香さんと別れた後、同行していた友人に連絡が入り、急に太田和彦さんと飲むことになったですね。23時前くらいから。太田和彦さん。もちろん居酒屋系の大家。著書もファンも多数。うわー…。

長くなったので、その模様については、またそのうち書くことにするです。スマソ。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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