「明後日の広告」

2010年2月25日(木) 8:14:37

昨日は2つ講演があったのだが、プレッシャーがかかっていたのは1つめ。
「コミュニケーションの未来予想図とソーシャルメディア」と題して80分間話をさせていただいた。よく頼まれる講演内容は拙著「明日の広告」の範囲内的なものが多い中、今回はその内容から大きく飛び出た「明後日の広告」的な内容だったので、うまくまとめられるか不安が先に立ったし、内容的にも試行錯誤の連続だった。

まぁでも案ずるより産むが易し。なんとかイイタイコトは伝えられたと思う。
というか、新しい内容の講演をするために切羽詰まって必死に考察を進めることは、そのときは大変だが、結果的にはとても進歩がある。レジュメやパワポをまとめている過程、そして話をしている瞬間にもいろんな気づきがあり、考えがまとまっていく。あと数回こういう講演を続ければ、それこそ「明後日の広告」が書けるかも(笑)。実際「明日の広告」も講演を続けているうちにまとまってきたものを書いたものだった。こういう考察&緊張の連続って大切だ。

それにしても「ツイッター的なもの」の出現で未来のコミュニケーション地図はずいぶん展望が変わってきたなぁ。ソーシャルメディアが「つながる場所」から「情報に出会う場所」に変わったことで、マスメディアの位置づけまで変化しつつある。この辺、もっとしっかり考察を進めたいところ。

一度会社に戻って仕事をした後、夜に2つめの講演。
講演って話をしている間はアドレナリンが出ているからいいのだけど、終わった途端にドバッと疲れが来る(わりと体力使うらしい)。2つ続くとかなりの疲弊(2つめは120分の長丁場だったし)。終わったあとはもうクタクタで、家に帰るチカラも残っていなかった。なので講演会場から程近い「Amoh's Bar」に立ち寄ってワインとパスタをいただいた。

マスターの天羽(高校の同級生)とヘラヘラと話をしているうちに23時になった。NHK「SONGS」でクレイジーケンバンドをやる。店の小さなテレビでワインを片手に鑑賞。ケンさんの格好良さってテレビでは伝わりにくいんだよなー。ライブではいかに格好いいかを天羽に熱弁し、番組終了と同時に店を出た。

単行本の出版が延びなければワインを飲むことすら叶わなかった(どんなに疲れていても帰って執筆しないと間に合わなかった)。この週末も地獄が待っていたところ。そういう意味では昨日の「山」は「小さな山」とはなったけど、山は山。無事に越えられてホッとした。ホッとしたったらホッとした。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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