アルファブロガーはあちゅう

2009年10月 4日(日) 16:41:21

昨晩は、ブログが広く普及しだした頃(2004年くらい)にその普及に大きく貢献したアルファブロガーのひとり、「はあちゅう」とご飯を食べた。

あの頃は彼女も女子大生で、ボクもちょこちょこ彼女のブログを読んでいた。とはいえ数年後にこうしてふたりでご飯しているとは思いもよらず、昨晩はなんだか不思議な気分だったなぁ。彼女もボクのサイトをずっと読んでくれていたみたいなので、お互い不思議な感じを持ちながら食べていたかも。

会うキッカケになったのは、会社の直接の後輩になったからである。彼女は名古屋に配属されたのだが、新入社員として東京で研修中に、ボクのデスクに「はじめまして!」と挨拶に来た。ビックリしたなぁ。はあちゅうがボクの存在を知っていること自体にもビックリした。なにしろ相手は超有名ブロガーだったから(少なくとも女子大生時代は)。
で、その後メールのやりとりが始まって、この前彼女が出した本「わたしは、なぜタダで70日間世界一周できたのか?」がとても良かったので感想も書いた(こちら)。そのうち一回ご飯でも食べようということになり、名古屋から彼女が東京に出てくるタイミングで、つまり昨日の土曜日にご飯を食べたという流れ。

年齢差はかなりある。「サイト始めた1995年ころって世の中ではこんなことがあってさ」「あ、そのころわたし小3なのでよくわかりません…」「……(なに!)」みたいな差(笑)。というか、彼女が生まれた年にボクはもう入社2年目だ。ううむ…。でもね、ボクの「ネット体験の長さ」と彼女の「ネット体験の濃さ」がちょうどいい感じで同等になっていて、ブロガー同士としては対等な感じでご飯食べられたのが良かったかも。彼女は1日47万PVなんてのも経験しているし、ブログ大炎上を何度も経験している。その辺の経験値が日本トップクラスにすごいので、年下感がなく、「経験者として対等」みたいな感覚。

それと、なんだか会っていて「とってもシンプルで気持ちがよい」とずっと感じていた。
ネットで色濃く身につけたフラットでオープンな感覚は、たぶん70日間世界一周で各地の人間と触れていく過程でリアルに研ぎ澄まされ、いまの彼女が出来上がったんだろうな。実に自然体で、自分のそのまんまを晒している感じ。本当の自分を隠して見栄を張るリスクをよく知っているというか、オープンにすることによるいろいろな広がりを肌で理解しているというか。うーん、23歳にしてそこに辿り着いちゃってるのかー。ちょっと溜息が出るよ。ボクなんかようやく最近そういう感じになれてきたというのに。

白金の「モレスク」にお連れしたんだけど、土曜ということで空いていてゆっくり落ち着いて食べられた。彼女はほとんど飲まないのでボクだけグラスワインをぱかぱか。はあちゅうとは関係ないけど、この店でちょっと驚いたのは、神戸は夙川の洋菓子店「ミッシェルバッハ」の名作クッキー「夙川ローゼ」がプチフールに出てきたこと。昔その店のほぼ隣のマンションに住んでましたから! 超行きつけでしたから! 地味な店だったのにどんどん有名になって(ボクも広めてしまったひとりではあるけれど)、いまでは夙川ローゼはなかなか手に入らない一品。東京でさりげなくこれが食べられるなんて、なんかうれしいなぁ。

そんなこんなで10時すぎまでご飯を食べ、再会を誓ってお別れした。どうやら11月の某イベントで再会できそうなので、またそのときにね。
彼女の潔い実行力にちょっと感化されたかも。動いてなんぼ。いろいろ動こう(これ以上?)

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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