三原駅前のホテルにて

2009年9月25日(金) 9:13:27

三原での昨日の講演は無事終了。
地方で講演させていただくことが増えたが、現地のメディアの方や企業の方の話を聞かせていただくといろんな気づきがある。頭では理解していることでも、実際に地域の現状を目の当たりにするとまた別の面が見えてくる。いや、政治や自治の問題だけでなく。専門分野である広告コミュニケーションにおいても、まだまだ中央からの乱暴な(マスメディアに代表されるような)トップダウン的コミュニケーションしか出来ていないことに気づいたりもする。自分ではかなりボトムアップ的に実行しているつもりでも、知らず知らずにトップダウン的になっていたり。ネットの世界を通して実現しているコミュニケーションと、リアルな世界のそれとの乖離をどう埋めていくか。埋められるのか。その辺が今後の課題か。

ただ、地域の奥に入っていけばいくほど、(ネットに代表されるような)ボトムアップは縁遠くて、東京などでは死語になりつつある「大衆(マス)」が存在し、トップダウン的マス・コミュニケーションの方が確実に届く。その辺の二重構造が難しいな。安直に「都会はクロスメディアで、地方はメディアミックスで」というのは乱暴すぎるし(クロスメディアという単語はキライなのだけど)。
Twitter なんかで年齢も場所も距離も越えたオープンでフラットな世界を体感しているとその辺特にもどかしい。過渡期とはいえ、なんか手が届きそうで届かないこの感じ。

とかブツブツまとまりのないことを思いつつ、昨晩は三原の方に迎え撃たれた。特別参加に広島からおふたり(ひとりはシャオヘイくん)と、福山からおふたり。ありがとうございます。アコウの煮付け、黒鮪の刺身、美味しゅうございました。鳥唐もうまかった。「すだち」というお店にて。地酒は「万事酒盃中」がわりと印象的。二軒目は「BAR CARLTON」。歴史ある古いバー。いい店だなぁ。とても落ち着く。

ということで東京に帰らなきゃ。打ち合わせが3つ待っている。急ぎやらないといけないことを書き出してみたらちょっと恐ろしい数に。この土日は仕事に当てます。

つーか、このホテル、ウォシュレットがついてないんだよなぁ…。シャワーの回数が増えまする。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

アーカイブ

同カテゴリーの他記事