最近の「ダントツ大差の人気第一位」は?

2009年8月 6日(木) 6:53:44

深夜の「大声でのお知らせ」で何度も目が覚め、朝4時半くらいからの「ハシャギ乗り」に無理矢理起こされ、連日ふらふらのワタシです(なんのことやらわからない方はこちら)。

よく「犬の言葉がわかったらどんなに楽しいだろう」とか言う人がいるが、あたしゃゴメンだね。だってヤツら超自己チューだぜ。

「散歩行こうよ! 散歩散歩散歩散歩!」
「ごはんが食べたい! ごはんごはんごはんごはん!」
「誰か来た! 誰だ誰だ誰だ誰だ!」

だいたいこのくらいしかしゃべらない。しかもチョー大声。こっちが疲れていようが眠たかろうが忙しかろうが全く斟酌してくれない。

まぁ「大好きー! 大好き大好き大好き大好きー!」ともしゃべってくれるんだけど、でもそこには別に言葉はいらない。言葉がなくても充分通じる。ノンバーバル。

つまり、犬はしゃべらない方がいい。「コイツ、実はこんなこと思ってるんじゃないか」とか想像して楽しんでいるくらいがちょうどいい。実際しゃべらせたらきっと大変。というか大喧嘩になりそう(笑)

犬と言えば、藤原和博さんからこんな話を聞いた。

誰でも子供のころにやる「おままごと」。
あれって数人で「ワタシはお母さん役」「ボクはお父さん役」とか役割決めて「ごっこ」をし、社会的役割を学んでいくわけなのだが、昔と今では人気の役割が違ってきているらしい。

昔は「お母さん役」とか取り合いだった。特に女の子の間では。誰もがお母さん役をやりたがり、たいていリーダー的な子が「わたしがお母さん!」って取ってったものである。ところが最近では取り合う役が違うという。

一番人気の役、なんだと思います?
驚いたというか、納得したというか…。

最近の「ダントツ大差の人気第一位」は「犬役」だそうである。

みんなが犬になりたがる。
理由は「誰からも無条件に『かわいいかわいい』と可愛がられるから」だそうだ。わんわん。

このことからいろんな社会的変化分析ができるわけだが、早朝からそんなウザイことはしない。眠くてふらふらだし。ただ、社会の底流でこういう動きがあるという事実のみ。

ちなみにお父さん役を取る人はいないらしい(笑)
お父さん不在の「おままごと」。
これはね、「子供がなりたがる『お父さん』」になっていないボクたちが悪いね。毎日一所懸命働いているのに、おままごとで「ごっこ」すらされない存在。「カッコいい!」とも「ああなりたい!」とも思われていない存在。それってどこかが決定的に間違っている。何のための一所懸命か。

というか、女性もうかうかしてられませんぜ。
あんなに子供に関わり、自分の時間を目一杯提供しているのに、「お母さん役やりたい!」って子供が激減してるんだから。犬に負けてんだから。

子供がなりたい大人が少ない社会に先はないなー。
ま、ボクは、「くやしかったら早く大人になってみろー!」派なので、「そんなになりたくないならならなくてもいいよー。でもこっちの方が断然楽しいよー」とやんややんや言うだけですけど。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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