九連宝燈
2009年6月 3日(水) 7:22:32
ううむ。生まれて初めて九連宝燈あがるの見た(YouTube)。
すごいなぁ小島武夫。
学生時代は彼の麻雀本を何冊か読んだ。ホント、学生時代は麻雀ばっかりやっていた。キング・オブ・ゲームのひとつだと思う。圧倒的に面白い。
ただ、結局ボクは麻雀に向いていなかったと思う。
畑正憲の「精密麻雀」と阿佐田哲也の「Aクラス麻雀」の2冊をバイブルに、テクニック的にはわりとイイトコロまで行ったと思う。だけど、「上がりの美しさ」に意識が行きすぎて「泥臭くてもとにかく勝つ」というどん欲さが全く足りないプレイヤーだった。鳴きタン1000点とかピンフ1000点とかで上がらないタイプ。いや、上がらないのではなく、上がれない。変な美意識とか「相手に悪い」とかいろいろ考えて、無理やり手を伸ばしていく。だから勝負が遅くてツキ倍増スパイラルに入りにくい。こりゃ勝てん!
ボクの麻雀人生のピークは、30歳ちょい前、雀鬼・畑正憲から「タンピン三色」をダマで上がった瞬間かな。なにしろ彼の「精密麻雀」を精密に読み込んだワタクシ。彼と麻雀できるなんていう千載一遇のチャンスだもん、彼しか見ていない。捨て牌に迷彩ほどこして、とにかく畑さん狙いで張っていた。しかも「畑さんに恥ずかしくない美しい手」で(←だからダメなんだよ:笑)。美しくテンパイしてから4巡目。畑さんの手元からローピン。「ロン!」 あぁあの瞬間!
その半荘、勝ったのか負けたのかも覚えていない。美しい手(特に三色好き)で畑さんから上がれたのがボクのピーク。ね、こんな人、麻雀ではまさにカモだよね。
そういえばあれ以降やってないかも…。
あ、15年前くらいに、いまではアカデミー監督になってしまった滝田洋二郎さんと一回やったか。あれが最後かな。彼にCMの監督をやっていただいて、ロケ後、鄙びた旅館で卓を囲んだ。彼は「リーチリーチなんでもリーチ!」という賑やかな麻雀。あの感じ、映画にもよく出ているんだなぁ。「おくりびと」を見ながら、あぁ滝田さんっぽい、と何度も思った。しっとりとした脚本と暗くなりがちなテーマを、滝田監督の妙な明るさとシンプルさが救っている(奇跡的に機能している)。
