伊勢市はなんだかがんばっている

2009年2月15日(日) 21:22:24

土曜の夜は伊勢市の河崎町という蔵の街で飲んだ。
夜歩くと電灯がなくて真っ暗な通りなのだが、昔の蔵を活かしたお洒落な店がポツリポツリと灯りを点す。真っ暗な中にオアシスのようにほんのり朱いその灯りに吸い寄せられるように歩いてしまう。
「ぽらん」という古本屋で本をゆっくり選んで買い、「虎丸」という居酒屋で新鮮な魚と地酒に酔い、「珠家」というバーでワインを飲む。至福の時間。なんだか寂れた印象を持っていた伊勢のイメージがガラリと変わった。

特に「虎丸」という居酒屋は良かったなぁ。抜群の刺身。抜群の料理。そして〆になぜか抜群の杏仁豆腐(!)。この杏仁豆腐、すごかったな。蔵を改造した雰囲気もとてもいいし、いやぁいい店だぁ…。
「珠家」では着物の女将さんにいろんな店を教えてもらった。昼間6軒まわった伊勢うどんだが、もう1軒、本命をまわり忘れていた模様(彼女の一押し)。外宮から内宮に至る道沿いにある「起矢食堂」。ふーん、知らなかったな。明日行ってみよう。

「珠家」から駅周辺まで歩いて戻って「オステリア・ラブラ」へ。
昼間通りかかって「こんなところにこんなお洒落で気の利いたイタリアンが!」と驚いた店である。聞けば東京の南青山の「カ・アンジェリ」で料理していた人とか。さもありなん。いい雰囲気といい料理。あぁ良い夜だった。

そんな感じで2日目終了。
伊勢市のイメージ、変わったなぁ。シャッター街も多いのだが、なんだか地元民が密かにがんばっている街だ。遊んだら奥が深そうである。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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