演歌な国

2008年11月18日(火) 12:28:07

昨晩は親戚が我が家を訪れたのだが、途中からなぜか演歌大会になった。

最初はジャズを聴きながら飲んでいたのだが、いろんな思い出話をしているうちに「演歌が聴きたい」とうちの父が言い出し、演歌まで幅広くカバーしているボクのコレクションから流したのである。

古いところだと「湖畔の宿」とか「圭子の夢は夜ひらく」とかからかけていったのだが、一番盛り上がったのは「津軽海峡冬景色」であった。オジサンたちは大合唱である。「北の宿から」と「舟唄」も盛り上がったな。って阿久悠ばっかりだ。偉大である。

今回あらためて相当真剣に「津軽海峡冬景色」「北の宿から」「舟唄」の3つを何度も聴きこんだが(何度も聴いたのか)、これらの歌詞に日本人の基本的心性はすべて入っているような気がした。ウェットで閉ざされていて自己憐憫的で、奥の方がわかりにくく熱い。こりゃオバマな国とは相当違う。あの国をうらやんだりマネしたりしないで、この独特の心性を活かした国作りをしていった方が本当はいいのだろう。いまのグチャグチャな政治状況も、久しぶりに演歌を聴いたらなんとなく納得しちゃったよ。とても演歌的ではないか。

とはいえ、そのうちこの3つの歌に感動できない世代も出てくるのかもしれないから、変化はすると思うけど、ボクの世代はまだ演歌的だな。そんなことを考えながら痛飲。ばったり。

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