前祝い的にシャサーニュ・モンラッシェ

2008年10月15日(水) 8:12:32

札幌はいい天気。
夕方に着いたが、ジャケットを着ていてちょうどいいくらい温かい。コートを着てこようかどうか迷ったのだが、着てこなくて良かった。

夜遅めからモリこと森崎博之くんと待ち合わせてフレンチへ。
一応明日の本番前なので生魚は避けようと思ったのと(一応ね)、いまモリが異様にワインに凝っているので「じゃ、ワインを飲もうか」となったのだった。

以前の札幌は「素材は新鮮でいいけど調理がダメ」という感じで、どちらかというと「美味しくない街」と思っていたのだが、ここ5年くらい、なんだか異様に美味しくなった印象。東京とかで修業した料理人が地元に帰ってきて、北海道のいい素材を使って基本のしっかりした料理をつくりはじめた感じ。おしゃれな店も増えたし。和食洋食問わず、来るたびに驚かされるレベルに出会う。

昨日の店「ル・プルコア・パ…」も若いシェフが高いレベルで料理を作っていて楽しかった。
野菜がうまかったな。さすが北海道。それと「穴子のピラフ詰めスープ・ド・ポワソン」が印象的。うまうま。
モリも昨日の昼間にフードマイスターの試験があり、どうやらいい点とれたらしい(自己申告)ので、ボクの本番前と合わせて、前祝い的にシャサーニュ・モンラッシェなどを飲んだ。知らない造り手だったけど。

モリと遊ぶようになってちょうど2年だろうか。
約1年前、ワインのワの字も知らなかった彼。恵比寿の「レスプリ・ド・ミタニ」で2人で飲んでいたとき、ボクのワイン知識(たいしたことないです)をうらやんだので、「キミね、10年あれば何でもできるのだよ。どんな自分にもなれるのだよ」と、10年年上の酔っぱらいとして諭したのである。キミも努力次第では10年後にいまのボクなんかのレベルをずぅっと越えたワイン強者になってることも充分可能だよ、みたいな(まぁ3年もあれば抜けるけど)。というか、つまり「やりゃーいいじゃん!」ということですね(笑)

どうやらそのひと言がキッカケになったらしく、彼はワインの世界にいきなり深く突入。
なんだか深すぎて怖いと思っていたらしいワインの深海をずぶずぶ潜っている最中だ。あれから1年、すでになかなかのワイン通である。彼とワインの話を濃くできるようになるとは思わなかったな。というか、ワイン・アドバイザーまで取っちゃいそうな勢い。んー、あと半年くらいで越されそうだ……。

ワインはちょっとだけ勉強するとものすごく面白くなるからなぁ。ボクは食事や酒系の資格を取ることはしないけど(食べものなんて素人でいた方が楽しい)、見てるとモリは本当に好きらしいから応援したい。来年の今頃は抜かれてるかなぁ…。抜かれちゃうのにうれしいのはなぜかな。


さて、今日は新聞大会本番。雲ひとつない晴天。
モリに「どんだけ晴れ男ですか」と言われるくらいの晴天。つまり流れはボクにある(と思いこむ)。
冒頭の数分をいかにゆっくり落ち着いて話せるかにかかっている気がする。あとは成り行きでなんとかなるだろう。

ゆっくりな。ゆっくり。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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