劇団四季「CATS」
2008年8月17日(日) 8:52:56
いったい何年ぶりだろう。劇団四季の「CATS」を家族で観てきた。
たしか、ニューヨークで1回、日本で劇団四季のを1回観ているお馴染みの舞台。劇団四季のは1980年代後半だったか。グリザベラ役を久野綾希子がやっていた記憶がある。そのときのラム・タム・タガー役が山口祐一郎だった気がするが、違ってるかもしれない。
つまりボクにとっては3回目の観劇なのだが、ムスメに「CATS」を観せておくのもミュージカル好きの親の義務だろうと思い(そうか?)、チケットをとった。前半終わってムスメは「ストーリーがよくわからない…」となにやら悲しげ。ボクもほとんど20年ぶりくらいに観るので場面場面を見事に忘れていた。何の予備知識もなく観ると確かに少しわかりにくいストーリーだ。
でも、休憩を挟んで後半はなかなか盛り上がり、最後はムスメもとても楽しんでいた。
久しぶりに観たキャッツだが、セットはさすがだし、ダンスもなかなか見事(ミストフェリーズ役の岩崎晋也がうまかった)。でもこんなにわかりにくいストーリーだったかなぁ。なんかグリザベラが天に昇っていくのも、昔はもっと納得出来た記憶があるのだが、今回は妙な唐突感あり。演出も(仕方ないとはいえ)やはりちょっと古く感じる。〆のネコ賛歌も蛇足っぽい。ミュージカルを代表する名作であることにかわりはないが、ここ数年ブロードウェイに通っている目で見ると全体に物足りない印象。
それにしても、劇団四季は20年前より格段に層が厚くなり、歌もダンスも相当うまくなっている。全国各地でいろんな公演を並行してやっているのだから、このレベルの人たちが数百人単位でいるわけだ。すごいな劇団四季。子供の頃に劇団四季でミュージカルに触れてこの道を目指す人もきっと増えているだろう。そういう意味で、日本のエンターテイメント界の普及・底上げ・レベルアップにどれだけ貢献しているかわからない。
が、逆に劇団四季しかメジャーがない今の状況も寂しいものがあるのも確か。実質的に「ミュージカル=劇団四季」では、若者の職業選択肢として狭すぎる。もうちょっと選択肢が増えて、エンターテイメント界を目指す若者が増えると楽しいのだけどな。
