春風亭昇太 独演会「オレスタイル」

2008年7月31日(木) 7:53:51

昨晩は落語。新宿の紀伊国屋サザンシアターで春風亭昇太の独演会。
バレエも最初教えてくれる人がいて、その後ひとりで観に行くようになった。落語もこうして教えてくれる人ができた。オペラや文楽も誘ってくれる人がいる。シアワセなことである。

春風亭昇太の落語は初めて。
活躍の様子や人気は知っていたが、さすがにそれだけのことはある。全身から愛嬌が染み出ていて魅力的。華がある。地味で堅実な落語家さんも好きだが、ここまで派手な押しがあると強いなぁ。客席をグッと掴んで離さない。調べたらなんとボクより2歳も年上。つまりもうすぐ50歳。んーどう見ても30代の愛嬌だ。

「今日は自分に向いていない落語を二席目にやります。そのかわり、一席目と三席目は自分が思いっきり好きなヤツを。私は人が追い詰められる噺が好きなんです。追い詰められて変なことをしちゃう人」とか普段着前説で自ら語り、その後、林家彦いちが「初天神」で前座をつとめ、その間に着替えた昇太が再度出てきて独演会に移る構成。一席目と二席目の間は名物らしい「昇太生着替え」。着物の着付けにちょっと興味があるのでじっくり見た。

昇太がやったのは「天災」「化け物使い」「船徳」の3つ。
「天災」は「ちりとてちん」の順ちゃんの台詞でも有名っすね(ファンの間では)。昇太は「一番好きな落語」だと言っていた。好きなだけあって大熱演。おもろかったー。どんどん変になっていってしまうあたりのクレイジーさが上手。
「化け物使い」は「自分に向いてない、普段はやらない演目」とのこと。でも上手だったな。彼がやると噺が動くというか、アクションものっぽくなるのが面白い。
「船徳」は噺をくわしく知っていたので細部までじっくり楽しめた。船頭たちと親方の会話にやはり動きがある。通に言わせると無駄な動きも多いんだろうけど、とても現代的で映像的な落語だと思った。

落語のあと、やはり居酒屋でしょう、と、同行者と知ってる店に行ったが一杯で、近くのカジュアルな店へ。
入店してすぐ後悔。賑やかすぎる。咳で声が出ず、賑やかな店だと声を張り上げないといけない。声を張り上げると苦しいのでどうしても言葉少なになる。あぁ言葉が足りない、と、言葉をつなごうとすると咳こんで苦しいから短く略さざるをえない。つまり少々つっけんどんになる。昨日の方、ごめんなさい。

ついでに、今日会う方、先に謝っておきます。今晩もたぶん言葉が足りません。ごめんなさい。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

アーカイブ

同カテゴリーの他記事