柳家三三 独演会 @国立演芸場

2008年6月 4日(水) 6:54:52

ひっさしぶりに落語を聞きに行った。何年ぶりかな。

若手の実力者と名高いらしい柳家三三(さんざ)。小三治のお弟子さん。彼が33歳になったのを記念して「三三 三十三歳 三夜 三席 三宅坂」という三尽くしの独演会である。昨晩はその第二夜中日で、余計な「二」が入ってしまったが、六月「三」日なのでまぁいいか。

直前まで仕事でバタバタしていて、そのまま会場に飛び込んだ。うまくビジネスモードから転換できるかなぁと不安だったが、国立演芸場の独特のほんわかした雰囲気にさっと転換でき、笑いの世界に突入できた。国立演芸場って初めてだったけど、ここ、なんか「場の力」があるね。

昨晩の三席は「道灌」と「三軒長屋」、仲入りがあって「崇徳院」。
締めに大ネタ「三軒長屋」かと思いきや「崇徳院」か。ちょっと拍子抜けしていたら、その「崇徳院」、「道灌」や「三軒長屋」のエピソードをちょこっと入れたりして、客席爆笑。なかなか上手。キャラからすると、弱った若旦那とか弱った熊さんとかでもうちょっと笑わせて欲しかったかな。弱った人とかもっとうまく出来そうな人だ。

「三軒長屋」は、演じ分けが異様に難しい噺なのに、実にうまかった。
ちょくちょくPodcastingで聞く「ニフティ寄席」の若手たちに比べるとうまさが違う。さすが。敢えて言えば「男っぽい女将さん」が男にしか聞こえなかったのが惜しい。まぁ男が「男っぽい女将さん」を演ずるのは超難しいとは思うけど。
「道灌」は初高座のネタらしく、思い入れが深そうであった。ちょっと固かったけど満足。

三夜ともにチケットはすぐ売り切れたらしい。柳家三三って人気者なのね。チケット取ってくれた人に感謝。聞いたら、みんなわりと青田刈り的に見に来ているらしい。落語好きたちが青田刈りする柳家三三。これも何かの縁なので、注目しておこう。

そういえば昨日の朝、予約しておいた「ちりとてちん 完全版 DVD-BOX 1」が届いた。2ヶ月ほど前に衝動アマゾン買いした「古今亭志ん朝 全集 上巻 DVD」もまだ見ていないが、とっておきの休日に見るつもり。
個人的に、落語の「流れ」が来ているな。もちろん、乗る。しばらくはiPodで落語通勤。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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