痴漢えん罪の世にも怖い例
2007年12月 4日(火) 12:04:44
ちょっと前に映画「それでもボクはやってない」について書いたときに痴漢えん罪の怖さに言及したが、それに関してひとつ怖すぎる例をメールで教えていただいたので、メールをくださった方の許可を得て一部引用し、みなさんと共有しておきたい。
痴漢えん罪の話が出ていたので、わたしの体験談を。実際には違う手口もメールには書かれていたのだが、犯罪助長につながる可能性もあるのでここでは略す。というか、引用するのも大変迷った。でも我々も自己防衛しないといけないので、あえて引用させていただいた。
実は2年前、息子が高校3年生の時、○○警察に呼び出されました。痴漢容疑です。その際、友人の弁護士含めイロイロな人に相談すると同時に、勉強しました。結論は、ブログの通り「どうあがいても有罪になるので、書類送検前に示談に持ち込み、あとは早く忘れろ」でした。ところが現実はもっと恐ろしかったのです。
どうも、示談のときの自称兄という人の挙動が気になり自宅を訪ねると虚偽。こりゃ変だと警察といっしょに調べていくと、なんと「組織的痴漢偽装示談金ぼったくり犯罪」でありました。
受験生をねらい、女の子が胸をわざと密着するなどして騒ぎます。警察にいくと、その子の兄だったり父親がやってきます。殺し文句は「痴漢は有罪率100%、書類送検されたら、推薦ふくめ受験もお前の人生も全部パーだぞ!」「30万円で示談に応ずる」など。
もしくは警察署では強硬に出て、そのあと個人的に会いたいという連絡が来て「お宅も、受験で大変ですね。いろいろ推薦とかにも受かってらっしゃるんでしょう、こちらも大事にはしたくないんですよ本当は…」などと懐柔してくる場合もあるようです。東京は路線が多く、脅迫かどうかいちいち警察も調べませんし、というかその警察自体が示談を勧めるわけで。故意にやられたら防御不能です。
詐欺だとわかり息子は無罪放免となりましたが、親として、たったこんなことで息子の将来が閉ざされるのかとものすごい理不尽を感じたのは事実。もちろん家族の犯罪が新聞沙汰になれば、わたしも只ではすみません。それ以来、満員電車では両手ともつり革につかまるみっともない格好で通勤中です。わたしとしては「男性専用車両」導入を大いに期待するものです(笑)
実際、防御策はひとつしかない(と思う)。
満員電車に乗らない。これしかない。なるべく電車が満員にならない時間帯に通勤通学をするのだ。早朝とか。
「満員電車に乗っても女性に近寄らないから大丈夫」とか言ったって、電車を降りたホームで「この人痴漢です!」と大声上げられたら、女性の近くにいなかった証明は難しい。同じ理由で、両手ともにつり革につかまっていたとしても、両手を上げていた証明が難しい。
ま、社会人の場合、示談に済まさず法廷で闘う人も一定の割合でいるだろうから、詐欺集団も狙いにくいとは思う。示談で済ませる必要がある人、つまり受験生とか就活学生などは狙われやすいので気をつけた方がいいだろう。特にこれからの季節、着ぶくれで満員電車接触度合いが増す。受験や就活もそろそろ本番だ。ご注意あれ。
