微笑みの鮨屋

2007年10月28日(日) 10:18:32

なぜか金沢にいる。
原稿がそこそこ進んだので、クレア連載の下見をしにきた。京都から近いし。
とはいえ、食べていないときはすべて原稿。観光も全くなし。テンパってることには変わりなし。

昼は「小松弥助」。
この店、金沢では有名なのだが、握りがどうのと言う前に、とにかく客席みんなが微笑んじゃうところがすごい店だ。ご主人はもう相当なお歳なのだが、常に微笑んで握っている。あいそがいい鮨屋のご主人はいるが、常に微笑んでるご主人ははじめて。客への語りかけも「よかったねぇ」「ありがとねぇ」「おいしいやろぉ」とニッコニコ。しかも超自然体。これが客に伝染しないわけもなく、カウンターは笑顔で埋まり、知らない客同士が会話し出す。すごいなぁ。久しぶりにここまでのポジティブ・パワーを見た。握りは丸っこい独特形で随所に工夫が活かされたもの。ヅケがうまかった。

夜は「いたる」「広坂ハイボール」「玉響」「粉」とハシゴ。
どれもとてもいい店だった。「いたる」の大将、美男子。「広坂ハイボール」の元気という名前のご主人も本当にいい感じ。「玉響(たまゆら)」は女将をはじめすげー美人揃い。性格も美人。「粉」はいかにもうまそうなものを作りそうなご主人。「小松弥助」のニコニコ大将を含め、金沢はとにかく人がみんな素晴らしい印象。つか、みんな微笑んでる。ここはタイ王国か。

関係ないけど、帰りのタクシーで運転手さんが「○○でえー、○○だからあー」と語尾を延ばすのを聞いて、あ、「ちりとてちん」のセリフと一緒!とか感動したり。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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