名札すら個人情報?

2007年2月22日(木) 8:55:10

おととい書いた個人情報の件、「うちもこんなです」といろいろ教えていただきました。

友達の住所を知らないのは当たり前。年賀状手渡しもわりと当たり前。電話連絡網も前後の人の番号しか載っていないとか。それどころか、子供の名札すら最近の小学校ではつけないらしい。そういえば、昔は胸に校章とともにつけてた記憶があるけど、最近は見ないなぁ。
「入学したての1学期は、子供さえも同じクラスの子の名前も分からなくて、パニックになる状態」だって。名前と顔を一致させるための名札すら、個人情報っすか…。行きすぎだなぁ。現場もきっと行きすぎだと感じていると思うけど、たぶんそういうことを「個人情報ざます。登下校時に変な人に名札を見られたら危ないざます」とか訴えるPTAがいるんだろう。

確かに、個人情報流出や傷害事件、性犯罪系など、危ういことが多い世の中なので予防は必要だ。でも限界はあるので、ボクは毎朝子供を送り出すときに「今日が最後かも」と一瞬覚悟して「いってらっしゃい」を言う。いや、オーバーでなく。ただ「社会に出す」ということはそういうことだからなぁ。リスクが多い分、得ることができる果実も大きい。

まぁ、とはいえ日本はまだまだ自由が確保されている方かも。
イギリスなんか確か「12歳まではどこへ行くにも親などの保護者を同伴しなければいけない」という法律があったと思うし(12歳だか13歳だか正確には覚えてないが)、アメリカのいくつかの州でも「12歳未満の子供を子供だけにしてはいけない。家に子供だけ置いて出ることもいけない」と法律で規定されていた気がする。そういやこれらの国を旅行している間、子供だけで遊んでる姿なんて見たことない。

「公園で遊んでらっしゃい」とか子供だけを送り出したりしたら即刻逮捕。家で一人でお留守番させるだけで即刻逮捕。もし日本でもこうだったら親はどんな生活になるか、想像するだけで暗い気分になる(笑) でも、大きくはそっち方向に時代は向かうのだろうな。とか。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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