「今」を生きるって?

2006年7月18日(火) 4:58:36

カラダの節々が痛く、花火大会でのポール立てなどの筋肉痛かいなと思っていたが、どうやら珍しく風邪ひいたらしい。昨日の午後からだるくなり、喉も急に腫れ上がった。ううむ。モノ食べるにも一苦労状態。今晩はフレンチ会食なのになぁ。参った。熱計ったら37.5度くらいなので、まぁオコチャマ風邪ではあるのだが。

「海辺のカフカ」再読了。初読時はこんな感想だったが、今回は、そうだな、より深く「空っぽな存在としてのナカタさん」に惹かれた。もしくは「間にある存在としてのナカタさん」。彼を通してこの物語は「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」とつながっている。
「間」に入り込んだ天然ホシノちゃんの存在も初読時では読み切れてなかった。「世界の終わり」の門番を思わせるカーネル・サンダースも。そして15歳のボクはある意思(資格)を持って「間」に入り込みそこから出てくる。keyになるのは愛と記憶(図書館も絵も歌もみんな「記憶」のメタファーだ)。

「記憶」って人生そのものだし、「現在」ってそれを認識した時点ですでに「過去」であり「記憶」である。「現在」を生きるってことは「記憶」の中に生きるのとニアリィ・イコール。じゃあ「今」を生きるっていったい何なのだろう? ベッドでうつらうつらそんなことを考えてた。つか、そんなこと考えてるから熱が出るのだ。寝なさいね。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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