懐かしいラジカセ

2006年6月22日(木) 6:26:58

懐かしいスピーカーの話を読んで、ラジカセは? と、メールでこのサイトを紹介された。うわ〜…。すげ〜懐かしい…。ナショナルのRS-4300の写真なんか涙が出る。

ボクはこの「STEREO MAC」を中学3年の時だったかに頼み込んで買ってもらい、それから数年、エアチェックに深夜放送に超愛用&酷使していた。これ抜きにボクの音楽生活は語れない。このラジカセで作ったテープは大量にある。録音ボタンを押す時の指先の感触までも鮮明に覚えている。FM東京の「コーセー化粧品 歌謡ベストテン」とか毎週エアチェックしてたなぁ(笑) 番組名忘れたけどポップス番組も毎週エアチェックしていた。あとはNHK-FMでかかるクラシックも。

深夜放送もずいぶん録音してある。「たむたむたいむ」「ナッチャコパック」、コッキーポップ、谷村新司のセイヤング、鶴光やタモリのオールナイトとかもたぶん録ってあるはず。「ラジオまんが」とか「中山千夏のあなたまかせ」とか「ミュージック・スカイホリデー」とか、レアな番組もたぶん録ってあるはず。深夜放送じゃないけど、「拓郎のヤングタウン東京サタデーナイトカーニバル」も録ったなぁ、きっと。倉庫にテープが大量にあって調べようがないし、もう磁気飛んじゃってるかもだけど。

しこしこエアチェックして作ったテープを何度も何度も慈しんで聴いたあの頃。1曲1曲を大切に大切に聴いたあの体験はいまの人たちにはないものだろう。たまたま流れてきた曲を一期一会的に録音して貪るように何度も聴くのと、大量にCDがあるレンタル屋で好きなのをどんどん借りられるのとでは、音楽に対する貪欲さみたいなものが大きく違う。思えばとても幸せで濃い音楽体験だった。ある種の飢餓感が必要な時期もある。いまの中高大学生が飢餓感がない青春を送っているとすれば、ちょっと可哀想かもしれない。

エアチェックで思いだしたけど、当時エアチェックして何度も聴いたビートルズの「When I'm Sixty-Four」。64歳になっても(←ずいぶん以前にこんな日記も書いている)。作詞作曲した当のポール・マッカートニーが先週の日曜にその64歳になっていたらしいですね。知らなかった。
でも彼は先月中旬に奥さんと離婚したらしい。そうか。VeraとChuckとDaveは奥さんの膝の上で微笑まなかったか。リアリティ・バイツ。まぁ仕方がない。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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