CORALと再会

2006年6月21日(水) 8:46:29

昨日は直前でドタバタがあったあげく伊藤さんとふたりで飲みに行ったのだが、二軒目の「Fuzz」というバーでうれしい発見。なんとCORALの4ウェイスピーカーがあるではないか! しかも現役で鳴っている!

たまたま人にもらったとかで、オーナーさんがオーディオマニアというわけではなさそうだが、もう懐かしくて懐かしくて…。CORALの3ウェイブックシェフル型である「CORAL X-Vll」は大学生のボクが小遣いためて買える値段ではほぼハイエンドに近いスピーカーで、当時ボクは「SANSUI AU707」というプリメインアンプと「Technics SL-10」というダイレクトドライブのジャケットサイズ・プレーヤーで鳴らしていた。あぁどれも名器だなぁ。

「YAMAHA NS-1000M」に憧れつつ、DIATONEやTRIO、ONKYO、DENON、PIONEERなども聴き比べていたっけ。あの頃の国産スピーカーって意外と良かった。確かに無個性な音とは言えるが、謙虚で伸びやかな音を出していた。プリメインはLUXやAccuphaseに憧れたけど、サンスイの堅実な音で満足していたっけ。テープデッキはナカミチのDRAGONに憧れつつ、結局ソニーの777を使っていたんだったかな。Aurexのデッキも使っていた。アドレス(NRシステム)がわりと好きだったので。

その後、JBLだのハーベスだのアポジーだのクレルだのマッキントッシュだのチェロだのフィリップスだの、海外製品のハイエンドに突っ走る前の青い時代ではあるが、結局CORALを聴いて一喜一憂していたころが一番楽しかった気がする。スピーカーの上に重り置いたり、十円玉はさんだり、仰角計算したり…。工夫して1ランク上の音にする努力って、ポンッとハイエンドをお金で買っちゃうのの数百倍楽しいんだよね(後でわかることなんだけど)。

うきゃぁと喜んで逆上し、タリスカーをガバガバ飲み、三軒目では相当酔っぱらっていた。あぁCORAL。キミにまた会えて本当にうれしいよボクは。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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