もうひとつのマッキントッシュ
2006年2月28日(火) 9:22:47
毎年ひな祭りはひな壇が飾ってある1階の部屋でやる。
二世帯住宅なのだが、その部屋は二世帯の共有スペース。ちょうど両親世帯との接点に当たる部屋だ。一緒にごはんとか食べるときはどちらかの世帯のダイニングで食べるので、この共有スペースで集まるのは年に一回、ひな祭りの時くらいである。祖父母伝来のお雛さまはそこ以外飾るスペースがないので、必然的にそこでやることになるわけだ。
で、その部屋にはマッキントッシュがある。コンピューターのではなくてオーディオの。マッキントッシュのパワーアンプとプリアンプがハーベスというスピーカーにつながっている。独身時代に聴いていた懐かしのラインナップ。
つまり何が言いたいかというと、年に一回だけ、このアンプに灯がともるのだ。あのダークブルーの目に光がともる。あの独特の暖かい音が流れ出す。コトコトと音を紡ぐ。暖炉にあたってるような気持ちよさにうっとりする。あぁやっぱりマッキントッシュの音は好きかも。
もっと使ってやらないと老化するとはわかっているのだが、なかなかこの部屋を利用しないので結果的にこういうことになる。メインシステムとして使っているクレル×チェロより心情的には好きなのであるが、メインスピーカーであるアポジーを鳴らすにはマッキントッシュはちょっと相性が悪いのだ(パワーも少し足りない)。
ちなみにこの共有スペースにはレーザーディスク・プレーヤーもある。大量のレーザーディスクもある。29型モニターもある。過去の遺物のような部屋だ。この部屋でゆっくり古い映画のLDを観るような生活が、この家を建てる時の夢だった。まったくかなってないな。それだけ地に足のついていないせわしい生活をしているということか。
