歴史は夜作られる

2006年2月 3日(金) 12:08:58

このごろ本屋で古い映画の安DVDがいっぱい売っている。乱暴に編集されているものがあるという噂もあり、いまいち手が伸びないのだが、いつも足を止めてじっくりチェックしてしまう。

実は「歴史は夜作られる」が出ていないか探しているのである。
そう、シャルル・ボワイエのヤツ。1930年代に作られた古い古い映画。もうね、大好きなのですよ。でも売ってないんだなぁ。一時期LDで出てたんだけどそれも廃盤。ビデオは手にはいるようだけどできればDVDで欲しいのだ。でも出ている形跡なし。うーむ。

高校時代だったか大学時代だったか、ボクはこの映画で「ブイヤベース」という料理名を知った。いまでもブイヤベースを頼むとき、映画の一場面が蘇る。そしてレストランはサービスによっていかに生まれ変わるかを知ったのもこの映画。
いや、ストーリーはサスペンス系で、ラストはタイタニックもどきにもなるのだが、主人公のシャルル・ボワイエがメートル(給仕長)で、怒りっぽいシェフとのやりとりが映画の大きな魅力になっているのである。

アメリカに渡ったふたりがある最低のレストランでブイヤベースを頼み「オーケー」とか給仕に言われて腹立てて(そのまずさにも腹立てて)、ふたりで即興に本場のサービスと腕を見せ、あっという間にレストランを乗っ取ってしまう場面なんか、もう一度きれいな画面で観たいなぁ。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

アーカイブ

同カテゴリーの他記事