歴史は夜作られる
2006年2月 3日(金) 12:08:58
このごろ本屋で古い映画の安DVDがいっぱい売っている。乱暴に編集されているものがあるという噂もあり、いまいち手が伸びないのだが、いつも足を止めてじっくりチェックしてしまう。
実は「歴史は夜作られる」が出ていないか探しているのである。
そう、シャルル・ボワイエのヤツ。1930年代に作られた古い古い映画。もうね、大好きなのですよ。でも売ってないんだなぁ。一時期LDで出てたんだけどそれも廃盤。ビデオは手にはいるようだけどできればDVDで欲しいのだ。でも出ている形跡なし。うーむ。
高校時代だったか大学時代だったか、ボクはこの映画で「ブイヤベース」という料理名を知った。いまでもブイヤベースを頼むとき、映画の一場面が蘇る。そしてレストランはサービスによっていかに生まれ変わるかを知ったのもこの映画。
いや、ストーリーはサスペンス系で、ラストはタイタニックもどきにもなるのだが、主人公のシャルル・ボワイエがメートル(給仕長)で、怒りっぽいシェフとのやりとりが映画の大きな魅力になっているのである。
アメリカに渡ったふたりがある最低のレストランでブイヤベースを頼み「オーケー」とか給仕に言われて腹立てて(そのまずさにも腹立てて)、ふたりで即興に本場のサービスと腕を見せ、あっという間にレストランを乗っ取ってしまう場面なんか、もう一度きれいな画面で観たいなぁ。
