2005年12月 アーカイブ

やまのとうか

2005年12月21日(水) 7:39:45

昨日書いた、バーでお隣になった女性から恵んでもらったお菓子がやけにおいしかったので、ご紹介。
恵那川上屋というお店の「やまのとうか(山乃灯菓)」。無農薬柚子の中に羊羹を入れたもの。柚子ごと食べられる逸品。羊羹の甘さと柚子の香りが絶妙にマッチしている上に、柚子皮の食感がこれまた繊細なバランスで口中を刺激してくれ、思わずハァとため息をつく旨さ。というか好みの味なのだな。いや〜うまいうまい。これは取り寄せて贈答品にしても喜ばれるはず。

いただいたと言えば、山本彩香さんから、手作りの「やんばる豚のてびち」をいただいた。これまた絶品で、骨までジウジウとしゃぶりつくした。豚の旨みが自然に出ている奥床しい味で、わざとらしくないおいしさ。ポン酢を少しかけていただくとこれまた結構。ゼラチンで口の周りがベタベタ。あぁうまいうまい。

とか、ささやかな幸せに浸ってると手痛くしっぺ返しを受ける運気らしく、夜中に電話がかかってきて、仕事で大大大トラブル発生。これってどうやってしのげばいいのか途方に暮れる。暮れなずむ。すごいスケジュールで危うい綱渡りをしてきたが、ラスト間近でついに綱から落ちた感じ。

切り替えスキル

2005年12月22日(木) 9:03:22

でもまぁなんつうか、トラブルに見舞われると自分の欠点が表出するね。あぁオレはここらへんがまだまだダメだなぁとか我ながらよく見える。反省しつつ。開き直りつつ。

ただ、このまま自分の欠点を直視しつづけると暗く落ち込んでいくので、「それはそれ」と認めちゃって、シャキッと切り替えてポジティブ・シンキングに移らないといけない。この切り替えスキルは、昔より上手になったもののまだまだ下手くそ。もう少しうまくなりたいものだ。
とにかく、無事に年が越せるといいなぁ…。

トレヴェニアン死去。「夢果つる街」はいまでもとても好きな本。

書きたいけど、書けない

2005年12月23日(金) 8:11:36

毎日よくもまぁいろんなことが起きる。仕事内容をここに書けたらそーとー面白い傑作になるのだが、守秘義務的なことも多く、書けないのが残念。特に今回の仕事は業界全体の縮図的だし、規模でかいし、大御所多いし、トラブル多発するし、笑えることもありすぎる。うひょひょ。ヒトが聞いたら「え〜そんな非常識な!」という感じだろうなぁ。もう麻痺したけど。あ〜書きたい。でも書けない。

そーとー面白いハナシという意味では、本に書いても飽きさせない経験を3つほどしている。今の仕事よりずっとドタバタすちゃらか。引退して数十年経ったら時効だろうか。いや、やっぱり書いちゃいけないのだろうなぁ。

それはそうと、休日だというのに今日はまたスケジュールが異様である。
朝からプレゼン。終わり次第、編集。夕方からMA(音入れ)。夜は撮影その1。それが終わり次第撮影その2に入るのだが、いまのところ朝4時(!)から開始予定。終了は朝10時ころかな。

徹夜明けのクリスマスイブ

2005年12月24日(土) 21:39:08

結局、朝10時までびっちり働いて、あまりの天気に目眩しながら帰った。快晴のイブ。世の中的には三連休なのだろうけど、これまたびっしり仕事の予定が入っている。ここまで忙しいと他人への妬みも起きず、みなさん楽しいクリスマスを、と自然に思う。ま、オラ仏教徒やし、関係ないし。

メシを食べて睡眠。起きたら夜。1階の両親と合同でホームパーティもどき。参加を諦めていたが、今日の夜だけ予定が開いたので無事参加できた。でも酒を飲んだら即死するくらい疲れが溜まっているので、飲まずにクリスマス料理を食べる。ワイン飲まずにこういう料理を食べるのってわりと味気ないな。

夜23時くらいから仕事にでかけないといけないのだが、疲れが尋常ではないので若手に任そうかなと考え中。ヒトに仕事を振るのが下手なので(悪いと思ってしまう)自分で抱え込んでしまうタチなのだが、そろそろマジで仕事を任せることを覚えないと死ぬな。

猛烈にγ-GTPを計りたい

2005年12月25日(日) 8:36:36

いったい何日ぶりに健全な時間に寝ただろう。結局電話して深夜の仕事を朝一に延ばし、24時前に就寝。朝起きたら8時。あ〜普通の生活のありがたさ。逆に疲れが出て風邪ひきそうな予感が胸のあたりにざわざわと漂っているが、それでも寝ないに越したことなし。

というか、12月はお酒を5日くらいしか飲んでいない。これってぶっちぎりの新記録。いまオレは猛烈にγ-GTPを計りたいぞ。きっとすごい数値になっているはず。次に飲む予定は仕事のない1月1日。

昨晩あげた iPod nano を響子は肌身離さず持ち歩き、ずぅっと好きな曲を聴いている。あまりテレビを見せないこともあって、友達との音楽の話題についていけてなかったようだ。響子用に iTunes のプレイリストを作ってJ-POPを中心に構成してあげたら喜んでそればかり聴いている。どっかでヒマを見つけてツタヤに連れてってあげよう。「修二と彰」とか借りてあげよう。

ジブリの新作

2005年12月26日(月) 9:07:19

やっと知ったが、ジブリの新作は「ゲド戦記」らしい。しかも監督は宮崎駿の長男だという。あの世界的大名作をきちんとアニメ化できるのだろうか。変な世界観のアースシーだけはご勘弁。不安と、期待と。

仕事が暗礁に乗り上げ、急遽、夜中の22時から27時半まで打ち合わせ。なんだか悲しくなるような誤解やすれ違いが起こってきている。ネガになりそうな心を抑えるのが精一杯。綱渡りは短い期間ならなんとかなるが、それを長くやるのは個人のがんばりと運に依存しすぎる。

短く浅い眠り。気の張りのみ。あと6日で今年も終わるか…。

普通に帰って、普通に寝ること

2005年12月27日(火) 8:54:30

ビバ! 普通に24時ころ帰ってきて、普通に寝れた! ささやかだけど大切な幸せ。1年に一時期くらいこういう「普通の生活って貴重で幸せで楽しいことなんだ」と実感できるほど忙殺されるのもいいかも……いや、やっぱ、もういいや。

昨日は座っていても歩いていても常にグラグラ揺れていて、平衡感覚がおかしかった。アレ?地震?とか常に思っていた。そのうえ、目が開かなかった。常に半眼状態。疲れすぎだなぁ。仕事的にもディレクションがうまく行かず落ち込んでいたので、心身共にグラグラしてた。でも一晩寝たら少し気分が戻っていた。平衡感覚も戻った。寝るって大切ね(当たり前)。

普通の状態に戻り出すと急に視野が広まる。
自宅のマック回りがだんだん見えてきて「なんだこの汚さは!」と発狂。ごちゃごちゃのホコリだらけ。ぐあ〜。大掃除しなければ! いや、その前に年賀状か。いや、その前にサイト・リニューアルだ。いや、その前に普通の食生活を取り戻せ。つか、仕事はまだまだ年末までラッシュ&ラッシュ。やっぱ全部無理。年内は仕事!

しみづ。岩田さん。

2005年12月28日(水) 21:25:51

昨日、夜、ぽかりと時間が空いたので「しみづ」に電話したら一席だけ空いているという。1時間半の至福の時間。ゆっくり食べて、生きている実感に浸る。うまいメシは人生の目的を再認識させてくれる。あ〜助かりました。ありがとうございました。

今日は、昼間、ちらっとだけバレエダンサーの岩田守弘さんに会って話をした。約一週間だけロシアから来日中。相変わらず元気で刺激を受ける。というか、人生の優先順位を再度気づかせてもらった感じ。いったいボクは何をやっているのだろうか。

あと3日。いろんなヒトの助けを借りつつ、31日まででとりあえず今年の仕事は終わる。たどり着いた途端に倒れるのだけは避けたい。

久しぶりにAKB48

2005年12月29日(木) 23:24:17

もういい加減読んでくださっている方も飽き飽きだと思うけど、今日も仕事仕事だったくさ。朝8時すぎの早朝極寒ロケから深夜撮影まで。本当は徹夜っぽかったのだけど、23時以降は若手に任せて帰ってきた。つか、明朝はまた朝8時から仕事なので、手分けしてがんばる感じ。

久しぶりにAKB48の舞台をちら見したが、デビューしてたった3週間なのにずいぶん顔が違ってきていてビックリ。ヒトに見られると輝くもんなんだなぁ。というか、きちんとファンがついていたのがうれしい。みんな振りとか覚えているし、応援の仕方も決まってきているみたいである。良かった良かった。

今日明日を乗り越えたら、一応一段落と言えるかな。長い長い死のロード。なんとか身体は持ったけど、緊張の糸が途切れた瞬間が怖い。ぐったり来そうである。

自己模倣になっていないかどうか

2005年12月30日(金) 18:56:38

朝早くから仕事に出たら、昨日深夜(というか今朝)トラブルがあったようで、いろいろと徹夜組から聞く。なるほどなるほど、でもそれはもう文化の違いみたいなものだから。

今回、某テレビ局と一緒にクリエーティブ・ワークしてみて、広告業界とのその制作文化の違いに驚くことが非常に多かった。
おととし映画制作チーム(日本&ハリウッド)と一緒にやったときよりも驚きは多い。どっちのやり方がいい悪いということではなく、もう根本的にアプローチが違う。「文化が違う」ということを前提に仕事の進め方をマネージしていかないとお互いに不幸になる。急ぎ対応しなければ。

というか、20年も同じ業界にいて、ボク自身の制作文法も「固定されちゃっている」のだろう。それを壊すいい機会でもあるのだが、完全に壊すと自分の芯がなくなってしまうので壊し方が難しいところ。芯を残しつつ、回りを取り崩す。砂場で塔を削って遊ぶみたいに。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。