「海猿」

2004年4月27日(火) 23:09:18


6月12日公開の映画「海猿」を試写会招待で観てきた。出演俳優・女優たちの舞台挨拶あり。フジの高島彩アナの司会で始まり、伊藤英明と加藤あいと海東健、藤竜也、伊藤淳史などの挨拶のあと始まった本編だが、これが刮目の出来。いや〜さすがROBOT。
というか、今年初めの長い長い例の仕事はROBOTさんと一緒にやり、映画部とも極寒地獄ロケを共有した。あのスタッフたちがこの映像の裏にいて苦労しているのだなぁと思うだけで泣けるが(これまた過酷そうなロケなのよ)、映画自体も邦画でここまで分厚く引き締まったものを観たのは初めてだよレベルの出来。撮影も編集もほぼ完璧。そのうえ泣けるのである。「愛と青春の旅立ち」と「トップガン」を足して「グランブルー」で調味したような部分はあるのだが、ここまで完成度高いとそんなことどうでもよくなる。これがデビュー作らしい羽住英一郎監督(ROBOT所属)おそるべし。
ただ、ラストの収め方やメイキングっぽいエンドロール、その後の意外なお楽しみなんかはちょいと疑問だなぁ。分厚いまま正面向いて堂々と終わって欲しかった感じ。そこらへんだけ「いかにもフジテレビ」っぽいのがちょっと…。
でもそんなこと実に些末なこと。この映画はマジでこの夏の一押しだ。普段洋画しか観ないタイプのヒトにも是非観て欲しい。邦画を見直すはずである。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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